BPOで審査業務を効率化
2025-07-24 15:37:52

SBI新生銀行が住宅ローン審査業務をBPOで効率化、時間削減に成功

SBI新生銀行が住宅ローン審査業務にBPOを導入



はじめに


住宅ローンの需要が高まり続ける中、顧客の期待に応えるべく効率的な業務プロセスが求められています。今回、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(以下「パーソル」)が株式会社SBI新生銀行(以下「SBI」)に対し、住宅ローン業務に特化したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを導入しました。この取り組みは、業務の効率化と時間短縮を実現し、顧客対応の質を大きく向上させました。

導入の背景


SBI新生銀行は、2023年8月から住宅ローンの取り扱いを拡大する方針を打ち出し、その結果として申込件数が急増しました。それに伴い、従来の社内体制ではすべての業務を処理するのが困難になりました。特に、事前審査業務には多くの時間を要し、通常は5~6営業日かかっていたため、効率的な運用が急務となりました。

BPOサービス導入のメリット


そこで、パーソルが提供する「住宅ローン業務BPOサービス」を利用することで、長い審査期間を約1.9営業日に短縮しました。これにより、時間的コストを約3分の1に削減、依存可能な業務体制を整えることで、スタッフ数の増加や繁閑差に柔軟に対応できる体制が整いました。

パーソルの豊富な経験とノウハウに基づいて、人材育成や業務プロセスの見直しが行われ、金融業務特有の課題にも対応できる準備が整いました。これにより、業務全体の品質向上を図っています。

結果と顧客の声


SBI新生銀行の住宅ローン部副部長、残間桃子様は、BPOサービスの導入によって「審査スピードが改善され、業務全体の信頼性も向上した」とのコメントをいただきました。取引先の拡大にさらに力を入れる余裕が生まれ、営業部門からも「事前審査が早くなり助かっている」という声が相次いでいるというのです。

このように、BPOサービスは業務における効率化だけでなく、従業員の負担軽減や顧客満足度の向上など多岐にわたる効果をもたらしました。

まとめ


パーソルビジネスプロセスデザインによるBPOサービスの導入は、SBI新生銀行の住宅ローン業務において顕著な効果を発揮しました。今後も金融業界のニーズに応じた柔軟なサービスを展開し、さらなる業務効率化を進めていくと考えられます。この取り組みは、他の金融機関にとっても新たなビジョンを描くきっかけとなるでしょう。さらに、業務デザインの力を活かし、人と組織が共に成長できる環境を提供し続けることが期待されます。


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