新機能で進化する「PropoCloud」仲介契約管理システムの魅力とは

新たな進化を遂げる「PropoCloud」

不動産業界は常に進化を求められる分野ですが、特にその影響を受けるのは不動産仲介会社です。そこで、イタンジ株式会社のグループ企業、株式会社Housmartが開発した「PropoCloud（プロポクラウド）」が注目されています。このシステムは、仲介業者向けの媒介契約管理に特化しており、特に2025年7月15日から新たに追加される「営業活動報告書機能」が話題となっています。

新機能の概要

新たに追加される「営業活動報告書機能」は、宅地建物取引業法（宅建業法）の規定に基づくこの報告義務の履行をサポートします。具体的には、仲介会社は、専任媒介契約を結んだ場合には2週間に1回以上、専属専任媒介契約を結んだ場合には1週間に1回以上、売主に対して業務の状況報告を行う必要があります。このように厳格な報告義務を徹底するためには、業務の効率化が欠かせません。

PropoCloudは、登録された情報をもとに自動で営業活動報告書を作成し、売主にメールなどで送信することが可能です。これにより、仲介業者は報告漏れを防ぎつつ、業務の進行状況を適切に報告することができるようになります。

業務効率化と法令遵守の実現

不動産仲介業者は、複数の顧客と同時に取引を進めるため、きめ細かな対応が求められます。その中で報告業務は煩雑になりがちで、しばしば報告漏れが発生するという問題もありました。しかし、PropoCloudの新機能により、営業活動報告の実施状況も一目で確認できるため、業務の流れをスムーズにし、法令遵守の強化につながります。

Housmartの代表取締役である針山昌幸氏は、「我々はテクノロジーを通じて不動産業界の効率化を目指します。PropoCloudはその一環であり、すべての関係者が安心して業務を進められる環境を整えていくことが重要です」と述べています。

不動産業務における新たな可能性

PropoCloudは単なる契約管理システムではなく、仲介業者の業務全般を支援するプラットフォームでもあります。特化したデータベースをもつことで、売主と買主のニーズに合った情報を効率的に提供し、販売活動を大幅に支援します。加えて、自動メール送信や価格変更の検知など、営業活動に必要な様々な機能を具備しており、不動産業務の全体的な効率化を実現しています。

このように新機能を含むPropoCloudは、業界のスタンダードを更新してゆく存在であり、仲介会社にとって欠かせないツールとなりつつあります。日本の不動産業界をテクノロジーでサポートするというイタンジのミッションは、今後ますます重要な意味を持つことになるでしょう。