「食とわ」プロジェクト
2025-01-22 12:05:30

新たな食品ロス削減の取り組み「食とわ」プロジェクトが始動!

食品ロス削減で未来を描く「食とわ」プロジェクト



一般社団法人フードサルベージが、地域社会を巻き込みながら食品ロス削減を目指す新しいプロジェクト「食とわ」を始動しました。このプロジェクトは、エイチ・ツー・オー リテイリングと株式会社地球Laboとの共創によって誕生したもので、2025年1月に公式ウェブサイトを立ち上げ、地域内外での新しい食への向き合い方を模索しています。

食とわとは?


「食とわ」は、多様な取り組みを通じて食品ロス削減や持続可能な社会の実現を目指すプロジェクトです。これまで各所で行われていた家庭用コンポストやサルベージ・パーティ※の活動を統合し、地域住民や企業が協力して食品廃棄物の削減に取り組むためのプラットフォームを提供します。

H2Oが推進する「地域とともに実現する食品廃棄ゼロエリアプロジェクト」との連携を通じて、各地の生活者が先進的な参加ができるモデルを構築します。

「食とわ」のロゴマークの意味


「食とわ」のロゴには、環(わ)という三つの要素が込められています。「循環」「つながり」「対話」を象徴し、様々な人々が集まり共に楽しみながら新しい食の未来を創造していくという想いが反映されています。

主な取り組み


食とわコンポストチャレンジ


家庭で出る生ごみを堆肥として再利用する「食とわコンポストチャレンジ」。このプロジェクトでは、参加者が自宅で3週間のコンポスト体験を行い、「捨てる」から「育てる」へと実感を得ることを目的としています。過去の取り組みでは、延べ420世帯、1,300人が参加し、1.3トンの生ごみを資源に変えてきました。

Agripoucher®コンポスト


地球Laboが開発した家庭用コンポストバッグ「Agripoucher®」は、生ごみを育てることで新しい小さな循環を生み出します。この製品はこれまでに約7,000世帯で導入され、環境に優しいライフスタイルを推進しています。

食とわクッキング


余剰食材を集めて即興料理を楽しむイベント「食とわクッキング」では、参加者が持ち寄った食材を活用して廃棄を減らすアプローチを取ります。ここでは、サルベージ・パーティという料理に基づいた教育プログラムも展開されており、楽しく学びながら食品ロスに取り組んでいます。

専門家の声


東京農業大学の入江満美准教授は、食材が持つ栄養の重要性を強調し、未来の地球環境を守るために知恵を絞ることの必要性を訴えています。「地域の方々との協働を通じて自然に生まれる活動を期待しています」と語りました。

今後の展望


公式ウェブサイトとInstagramを通じて、最新の活動やイベント情報が発信されます。また、様々なイベントが予定されており、参加を通じて「食の循環をつくる輪」を地域・企業とともに広げていく予定です。

今後のイベント予定


  • - 1月25日(土):食とわクッキング(阪急オアシス日生中央店)
  • - 3月8日(土):食とわクッキング(阪急オアシス日生中央店)
  • - 3月16日(日):食とわコンポストチャレンジ春編開始

このプロジェクトを通じて、私たち一人ひとりが食品ロスの削減に寄与できることを願います。

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公式ウェブサイト食とわ
Instagramshokutowa

一般社団法人フードサルベージについて


フードサルベージは、サルベージの視点から新たな価値を創出する活動を行い、持続可能な社会を目指しています。サルベージ・パーティの取り組みは2013年から続いており、全国で多くの人々と共に食品ロス削減に立ち向かっています。公式WEBサイトはこちら:フードサルベージ


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