工具管理DXの進化
2025-04-10 10:47:21

東急建設とアイリッジが新たに開発した工具管理DX「工具ミッケⅡ」の実力

新たな工具管理サービス「工具ミッケⅡ」の全貌



2025年4月、東急建設株式会社と株式会社アイリッジが共同で開発した新しい工具管理DXサービス「工具ミッケⅡ」が登場します。このサービスは、建設現場における工具管理を大幅に効率化することを目的としており、特にRFID(無線自動識別)タグとQRコードを活用した新しい機能が追加されています。

背景と必要性



建設現場では、特に鉄道工事などにおいて工具の置き忘れが大きな問題となります。これまでも、労働時間の制約や人手不足という課題が存在し、業務の効率化が求められていました。さらに、国土交通省が発表した「i-Construction2.0」では、デジタル技術の活用が奨励されており、公共工事の入札でもDXの活用が評価されるようになっています。

このような背景の中で開発された「工具ミッケ」は、ユーザーからのフィードバックを基に改良が進められ、「工具ミッケⅡ」として生まれ変わりました。

機能の紹介



シンプルな運用



「工具ミッケⅡ」では、作業に必要な工具を一度のスキャンで確認できるため、従来の手間のかかる目視確認を大幅に削減することが可能です。RFIDスキャナや専用アプリを用いて、工具の持ち込みをリスト化し、工事開始前と終了後にスキャンを行うだけで、必要なすべての工具の数量を瞬時に把握できます。

QRコードの導入



新たにQRコードを使用したシステムが追加され、現場でのスキャンがさらに容易になりました。複数の工具を一度に読み取ることができ、利用者の負担を軽減します。この技術は、SCANDIT社のテクノロジーを採用しています。

効率的な報告システム



作業完了後には、自動で報告書が生成され、関連する監督者に送信されます。これにより紙を一切使用せず、迅速な情報の伝達が可能です。

導入のメリット



「工具ミッケⅡ」は特に、高齢化が進む建設業においても操作がしやすい設計がされています。現場職員は自身のスマートフォンを使って現場情報の更新や確認ができるため、ノートPCの持ち込みが不要です。これにより、現場での作業が一層スムーズに進むようになります。

まとめ



「工具ミッケⅡ」は、手間のかかる工具管理作業を効率化し、業務全体の生産性向上に寄与するツールとして期待されています。ユーザーの声を反映し続けるこのサービスは、今後の建設業全体のデジタル化にも大いに貢献することでしょう。この新サービスの詳細や導入に関する問い合わせは、公式ウェブサイトや専用の問い合わせ先から行うことができます。

公式ウェブサイト: https://kougumikke.iridge.jp/index.html

お問い合わせ先



株式会社アイリッジモビリティグループ
TEL: 03-6441-2441
メール: mobility@iridge.jp


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