岡山大学横井副学長、インド環境教育センターの40周年会議に登壇
2025年1月9日から11日まで、インドアーメダバードで開催された「インド環境教育センター(CEE)」の創立40周年記念国際会議に、岡山大学の横井篤文副学長が参加し、オープニングセッションに登壇しました。この重要な会議には、国連環境計画(UNEP)、ユネスコ(UNESCO)など、多くの国際機関からの協力を受けて実施されました。
国際的な賢人との議論
横井副学長は、持続可能な開発に関する世界的な権威として知られるCEEの会長アショーク・コシュラー氏や、CEE代表であり国連平和大学の地球憲章国際本部前会長のカルティケヤ・V・サラバイ氏らと共に、持続可能な開発のための教育(ESD)に関するプレゼンテーションを行いました。
特に、コシュラー氏は「持続可能性」の概念を広めた先駆者の一人として知られ、彼の見識は参加者に大きな影響を与えました。
特別セッションでの発表
会議の中で、横井副学長は「高等教育機関における持続可能性の文化の導入」という特別セッションにも参加。ここでは、CEEが多国間主義の基づき未来の世代への連帯を進めている意義について深く掘り下げました。この議論には多くの参加者が関心を持ち、活発な質疑応答が行われました。
地域とグローバルのつながり
横井副学長は、地域社会と地球全体のウェルビーイングを実現するための取り組みにも力を入れており、サラバイ氏と共にECIカウンシルメンバーとしての責任を果たしています。彼は、岡山大学が掲げる「地域と地球のありたい未来の共創」に向け、さらなる連携を図りながら、教育、研究、社会貢献の各要素を強化する意向を示しました。
今後、岡山大学はCEEとの連携を深め、持続可能な開発に寄与する大学としての役割を果たしていくことでしょう。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の活動に、ぜひご注目ください。
会議の背景
CEEは、1984年に設立されたインドの政府系機関であり、環境教育の重要性を認識し、推進する役割を担っています。国際会議は、環境問題の解決に向けた教育の力を再確認する貴重な機会でした。
岡山大学は、SDGsを支持し、地域から地球へと発信することを重要視しています。国際的な舞台での活動を通じて、環境教育や持続可能性に関する取り組みをさらに進めていく姿勢を示しました。
皆さまも、岡山大学が今後どのように地球環境に貢献していくのか、期待を持って見守ってください。