KIBOW、社会変革の新たな理事を迎える
一般財団法人KIBOW(東京都千代田区、代表理事:堀義人)は、このたび新たな理事を迎えることを発表しました。2025年10月より参加することになるのは、認定NPO法人Homedoorの理事長である川口加奈氏、社会起業家でこども政策シンクタンクの代表取締役の白井智子氏、株式会社国際社会経済研究所の理事長である藤沢久美氏、そしてサンブリッジの代表取締役会長兼グループCEOであるアレン・マイナー氏の4名です。
これまでKIBOWの社会投資ファンドにおいてアドバイザリーボードのメンバーとして活動していた藤沢氏とアレン氏が、ついに理事として正式な参加となります。一方、川口氏と白井氏は、その豊富な経験を通じて社会的課題へのアプローチが期待されています。
 新理事の最近の取り組み
 川口加奈氏の活動
川口氏は14歳でホームレス問題に出会い、19歳のときにHomedoorを設立。彼女は、シェアサイクル「HUBchari」の導入やシェルターの運営を行い、7000名以上の生活困窮者に対する就労支援を提供してきました。彼女は「可能性を信じて挑戦を支え続ける仕組みの大切さ」を実感しており、この思いをKIBOWで体現していきたいと強調しています。
 白井智子氏の申し分ない経験
白井氏は、教育における新しい選択肢の拡充を目指して活動してきました。沖縄にてフリースクールを設立し、公設民営のフリースクール「スマイルファクトリー」をはじめ、多くのプロジェクトを推進してきました。彼女は、社会課題を解決するためのクリティカルなアイデアがKIBOWの投資先に数多く存在することに魅力を感じ、社会変革に貢献したいと述べています。
 KIBOWの新たな目標
新理事の参加により、KIBOWのインパクト投資は一段と進化するでしょう。特に川口氏と白井氏の現場からの知識や経験は、社会課題を解決するための実践的なアプローチを持つものと期待されています。堀代表理事は、彼らの知見がKIBOWの活動全体に重要な貢献をもたらすと信じています。
川口氏と白井氏の加入によって、KIBOWはより多様な視点を取り入れ、これからも日本のソーシャルセクターの発展を目指します。4名の新しい理事によって、日本の社会的インパクト投資のベストプラクティスの創出を進め、更なる挑戦を遂げていくことでしょう。
KIBOWは、被災地を含む全国の地域で、社会を変える志をもった起業家たちに投資し、社会的な問題の解決に向けた基盤を強化していきます。今後の展開にご期待ください。
 
 
 
