大東建託が評価
2025-02-07 11:46:47

大東建託がCDPより環境評価でダブル選定、持続可能な社会へ貢献

大東建託、環境への取り組みをCDPが評価



大東建託株式会社(本社:東京都港区)は、環境情報開示の国際的な非営利団体であるCDPの評価において、2024年2月7日に「フォレスト」および「水セキュリティ」分野で最高評価の「Aリスト企業」に選ばれました。このダブル選定は、同社の持続可能な取り組みの成果が評価されたことを示しています。

環境ビジョン2050の策定


同社は2020年に中長期環境目標「DAITO 環境ビジョン2050」を策定し、これをもとに温室効果ガスの削減に取り組んでいます。その一環として、RE100(再生可能エネルギーの100%使用)やEP100(エネルギー効率100%の向上)などの戦略を設定し、具体的な行動を実行してきました。また、同時に実施された気候変動分野での評価でも「B」を獲得しています。

CDPとは何か


CDPは2000年に英国で設立された国際環境非営利団体であり、企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価しています。その結果は機関投資家向けに提供され、企業がより環境に配慮した活動を行うことを促進しています。CDPの評価基準は8段階に分かれており、最高評価である「A」は、環境への取り組みが非常に優れた企業に与えられます。今年度は、世界中から24,800社以上が参加しており、日本企業もプライム市場上場企業の70%以上を含む2,100社以上が評価を受けています。

大東建託のフォレスト分野での取り組み


大東建託はフォレスト分野において、木造の賃貸建物の供給を通じて生物多様性の保全や持続可能な木材調達を重要な経営課題と位置付けています。具体的には、木材調達方針に基づく木材デューデリジェンスの実施や、サプライヤー企業と協力しながら持続可能な木材調達比率を向上させるための努力を重ねています。こうした取り組みは、企業の持続可能性を高めるだけでなく、環境保全にも大きく寄与しています。

水セキュリティに向けた活動


また、水セキュリティ分野でも積極的に取り組んでいます。賃貸建物への節水・節湯設備の導入を標準とし、社会的水資源の保全に向けての取り組みを強化しています。特に、朝来バイオマス発電所では適正な排水管理に取り組むなど、水資源の有効利用を図っています。

未来へ向けた提供


大東建託は今後も事業活動を通じて環境課題の解決を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していく考えです。CDPからの評価はその証であり、今後の活動にとって大きな励みとなるでしょう。持続可能な未来が求められる中、同社の取り組みは他の企業にとっても良いお手本となりそうです。

関連情報として、大東建託グループ 統合報告書2024や、サステナビリティブック2024もご覧ください。


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