鉄建建設株式会社がCDPの最高評価「Aリスト」を連続獲得
鉄建建設株式会社は、この度、国際的な環境評価機関であるCDP(Carbon Disclosure Project)が実施する「気候変動部門」において、最高評価である「Aリスト企業」に2年連続で選定されました。この評価は、企業の持続可能性や環境への配慮を示すものであり、鉄建建設の取り組みが国際的に高く評価されています。
CDPとは何か?
CDPは「人々と地球にとって、健全で豊かな経済を保つ」ことを目的とした国際的な環境非営利団体です。ESG(環境・社会・ガバナンス)情報の開示を推進しており、企業はその内容をCDPに提出し、評価を受けます。CDPには「気候変動」や「フォレスト」、「水セキュリティ」といった部門があり、参加企業は自身のESG情報を公開し、市場の透明性を高めています。
鉄建建設の評価の背景
鉄建建設は2022年からCDPの質問書に回答しており、その成果として2023年に続き、2024年もAリスト企業に選定されました。2024年には世界中で約24,800社以上の企業がCDPに環境情報を開示。その中で、鉄建建設はリーダーシップを持つ企業として抜きん出た存在となっています。
評価はAからD-、無回答のFまでのスコアに分けられ、Aはリーダーシップレベルを示します。日本国内では、プライム市場に上場する企業の70%以上である2,100社以上が回答を行い、鉄建建設はその中で高評価を受けました。
環境への取り組み
鉄建建設は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しており、特に以下の2点に注力しています。
1.
カーボンニュートラルへの移行計画
グループ全体のGHG(温室効果ガス)排出量の削減目標を「1.5℃水準」に設定し、2030年までの具体的な目標についてSBT(Science Based Targets)認定を取得しています。また、2050年にはカーボンニュートラルを目指しています。
2.
正確な排出量把握
CO2排出量のScope1, 2, 3に関して、第三者による保証を取得し、正確なデータの把握と管理を行っています。これは、国内外の全ての作業所・事業所からデータを集計することで実現しています。
将来に向けて
鉄建建設は、サステナビリティ経営を今後も重要視し、ESG情報の充実を図りながら、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。企業としての社会的価値と経済的価値の両立を目指し、引き続き様々な取り組みを進めてまいります。
企業の発展はもちろん、環境への負荷を低減し、社会全体の持続可能性を向上させる必要があります。今後の鉄建建設の動向にも注目が集まります。