町田市での認知症月間イベント開催のご案内
東京都町田市では、毎年9月を「認知症月間」と定め、地域の皆さんに認知症への理解を促進することを目的とした様々なイベントが企画されています。共生社会の実現を目指し、地域の団体や市役所が連携し、様々な活動を展開しています。
市の取り組み
1. 市庁舎での出張型認知症カフェ
町田市庁舎の1階で開催される「KEY’S CAFÉ」では、2025年9月26日(金)午前9時から11時まで出張型の認知症カフェが行われます。このカフェでは、地域の方々が気軽に集まり、認知症に関する情報や相談ができる場を提供します。
2. イベントスタジオでのワークショップ
認知症当事者が教える竹を使ったワークショップが、9月25日(木)午前9時30分から午後3時30分まで開催されます。これは「HATARAKU認知症ネットワーク」が主催し、参加者が竹細工を通してコミュニケーションを深める機会となります。
さらに、9月24日(水)と26日(金)には午後1時から4時まで、鶴川サナトリウム病院による健康エクササイズのワークショップも予定されています。認知症に備えるために、体を動かすことの大切さを学ぶことができます。
3. みんなの広場
同じく町田市庁舎内で、9月22日(月)から26日(金)までの間、認知症普及啓発パネル展示が行われます。この期間中は、16の『まちだアイ・ステートメントパネル』や、「ミニ認知症の世界展」などを通じて市民が認知症について知識を深めることができます。
市庁舎ライトアップ
特別な取り組みとして、市役所庁舎のライトアップも行われます。9月17日(水)と19日(金)の各日午後7時から9時まで、庁舎が認知症のシンボルカラーであるオレンジ色に輝きます。この取り組みによって、認知症に対する理解と支援を促進するメッセージを発信します。
ペデストリアンデッキのライトアップ
さらに、JR町田駅前のペデストリアンデッキも9月1日(月)から30日(火)まで、毎夕午後4時から翌午前6時までオレンジ色にライトアップされます。街の中心部でのこの素敵な光景は、認知症に対する関心を高める良い機会となるでしょう。
地域団体の取り組み
認知症月間の一環として、地域団体もさまざまな活動を行っています。特に注目なのは、RUN伴まちだ2025というイベントで、認知症を持つ人々やそのご家族、医療福祉関係者が共にタスキをつなぎながら走るイベントです。このイベントは、9月28日と10月5日に実施されます。
詳しい情報は、町田市の公式ホームページでご覧いただけます。認知症月間を通じて、多くの市民が参加し、共生社会について考える良い機会です。ぜひ、この機会に皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。
町田市公式ホームページ
町田市で開催されるこのイベントを通じて、認知症に対する理解が深まり、地域全体の絆が強まることを期待しています。