YKKの環境展開
2025-09-24 12:08:47

YKKが「ファッションワールド東京」に出展し環境への取り組みを紹介

YKKが「FaW TOKYO」に出展、環境への取り組みを披露



YKK株式会社は、2025年10月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される「FaW TOKYO(第16回ファッションワールド東京)秋」に出展します。この展示会には、世界20カ国から約900社が参加する予定で、YKKは今回で9回目の参加となります。特に注目されるのは、同社の持続可能性への取り組みです。

YKKは2050年までに「気候中立」を達成することを目標としており、これに伴い「YKKサステナビリティビジョン2050」を策定しました。このビジョンは、「気候」「資源」「水」「化学物質」「人権」の5つのテーマを基にした目標設定を行い、各項目に関連する10のSDGsの実現に向けた具体的な取り組みを進めています。ファッション業界にも影響を与えるこの目標に関連し、今回の展示会では環境配慮型のファスニング商品が多数展示されます。

環境商品と革新技術の紹介


展示の中心には、再生PETを使用したリサイクルファスナー「NATULON®」が置かれています。この製品は、これまでも多くの関心を集めてきました。さらに、「リペア対応シリーズ」やデザインと機能性を兼ね備えた商品など、合計40点以上が来場者に提供される予定です。

来場者は、実際にVISLON®用のリペア対応エレメントを取り付ける体験もでき、製品の長寿命化やリユースの重要性を実感できます。YKKが提案する「循環型経済」への道筋は、革新的な商品とともに訪れる人々に新たな価値を提供します。

また、YKKコミュニティサイト「つなぐくらぶ by YKK™」や「オレンジイノベーション・プロジェクト」のような企業と顧客を結ぶ試みも紹介され、新たな価値創造の場を提供します。

サステナビリティに関する特別講演


展開の一環として、10月2日には「ファスナーから挑む、脱炭素・循環型の未来」というテーマの特別講演が行われます。YKKの常務執行役員である吉岡麻子氏が、業界のScope3削減と循環型経済へのシフトについて詳細に語ります。興味のある方は、事前に申し込みが可能です。

「YKKファスニングアワード」の開催


同展示会期間中には、「YKKファスニングアワード」が開催されます。このイベントは、日本全国の学生を対象にした大規模なファッションデザインコンテストで、25周年を迎えた今年は特別賞として「Circular Design 特別賞」が設立されました。過去の受賞作品も展示され、来場者に新進気鋭のデザイナーたちの創造力を感じさせてくれます。

結論


YKKの出展は、持続可能な製品開発への情熱を再確認する良い機会です。ファッション業界の未来を担う上で、環境への配慮をどのように実現していくのか、興味深い話題が盛りだくさんです。ぜひ、会場でその目で確かめてみてはいかがでしょうか。YKKの取り組みは、ファッションだけでなく環境問題全体に良い影響を与えることを目指しており、そのビジョンがどのように実現されるか、期待が高まります。


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