キッチンカー「FOOBOUR」で地域を支える
2024年9月、輪島市に新たな取り組み「FOOBOUR -わじま港-」がスタートします。このプロジェクトは、公益社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)が展開し、ひとり親家庭への支援を目的としたキッチンカーを利用した食事支援です。昨年発生した奥能登豪雨を経て、この地域における支援がますます重要になっています。
「FOOBOUR」は、FoodとHarbour(港)を融合した造語です。平常時には、おおよそ100〜200世帯のひとり親家庭に食品や日用品を支給し、災害時には最大2,000食もの温かい食事を被災地に届けるというシステムを整えています。これにより、必要な時に必要な支援ができる体制が構築されています。
支援の具体的な内容
「FOOBOUR -わじま港-」は、2025年9月21日に設置お披露目会が開催されます。お披露目会では、実際にキッチンカーの車内を見学し、どのような食材が扱われるのかを体感できます。支援を受ける家庭は、時間や人目を気にせず、自分の都合で食品や日用品を持ち帰ることができるため、気軽に利用できます。
お披露目会の詳細
- - 日時: 2025年9月21日(日) 10:00-10:30
- - 場所: ふれあい健康センター裏側駐車場(石川県輪島市河井町 2-287-1)
- - 主催: ピースボート災害支援センター
- - 共催: 輪島市
- - 協力: 輪島市社会福祉協議会
お披露目会では、PBVのスタッフも参加し、取材に応じますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
サポーターと企業の募集
この取り組みに賛同し、サポーターとして参加したい方や、企業・団体としての協力を検討される企業があれば、ぜひご連絡をお願い申し上げます。「FOOBOUR」は、地域の子どもたちに食を通じた支援を提供し、未来への笑顔を育む活動を目指しています。
PBVの取り組み
公益社団法人ピースボート災害支援センターは、「人こそが人を支援できる」という理念のもと、国内外で災害支援活動を行っています。設立以来、31カ国、87地域での支援を行い、石川県内では2023年の奥能登地震や、2024年の能登半島地震、そして奥能登豪雨の際にも迅速な支援を展開してきました。
輪島市の「FOOBOUR -わじま港-」を通じて、多くの親子が笑顔になれることを期待しています。これからの活動にぜひご注目ください。