従業員エンゲージメント向上の新しい一手
東京都品川区に本社を構える株式会社日立ソリューションズ・クリエイトが、新たなサービスとして「従業員エンゲージメント育みサービス」と共に、株式会社日立製作所が提供する「日立人財データ分析ソリューション」を2024年4月に販売開始します。この取り組みは、従業員の意識を測定・分析し、その結果を基にエンゲージメントの向上を目指すものです。
サーベイの導入によるエンゲージメントの向上
企業が従業員エンゲージメントを高めるためには、従業員の意識を把握することが重要です。しかし、実際には約6割の企業がサーベイを未実施の状態にあります。日立ソリューションズ・クリエイトは、この課題に対応すべく、HPAを通じて職場で働く人々の意識の定点観測を行い、そのデータを活用して日々のエンゲージメント向上をサポートします。
HPAは、筑波大学との連携により開発されたサーベイです。このサーベイは、従業員一人ひとりの意識を可視化し、効果的な施策立案の手助けをします。特に、従業員の回答結果を上司とも共有できるため、1on1での会話が円滑になる特徴があります。また、サーベイを実施するだけではなく、結果を分析し、具体的な施策提案まで行うことが可能です。
1on1サポートの充実
育みサービスでは、従業員エンゲージメント向上の重要な要素である1on1の実施をサポートするための機能も強化されます。この機能では、1on1のスケジュール管理を容易にし、上司と部下が効果的な面談を行えるよう支援します。
具体的には、Microsoft Outlookと連携し、両者の空き時間に基づいて1on1の候補日を提案します。さらに、実施状況や会話の概要を部門内で共有することも可能で、手間を減らしながら質の高いコミュニケーションを実現します。
企業の価値向上に貢献
日立ソリューションズ・クリエイトは、これらのサービスを通じて企業の価値向上を支援していきます。PDCAサイクルを駆使してHPAと育みサービスがもたらす効果を継続的に検証し、従業員エンゲージメントの向上に寄与することを目指します。働く人々が