赤坂インターシティAIRの認証
2025-08-20 11:31:39

赤坂インターシティAIRがLEED®認証最高ランクを達成|持続可能な未来を見据えて

赤坂インターシティAIRがLEEDプラチナ認証を取得



東京都港区に位置する『赤坂インターシティAIR』が、グリーンビルディングの国際規格「LEED O+M: Existing Buildings (v4.1)」の最高ランクである「プラチナ」認証を取得しました。この認証は、建物の運用とメンテナンスにおける優れた環境性能を評価するものであり、国内の複合用途大規模ビルでのプラチナ認証取得は初めてのことです。

環境への配慮と街づくりの理念



『赤坂インターシティAIR』は、「働く人・住む人・訪れる人誰もが安心で快適に過ごせる街づくり」を目指しています。環境への配慮はもちろんのこと、緑地や緑道の整備、周辺地域との調和を重視しています。具体的には、高効率機器の利用、優れたエネルギー管理体制、再生可能エネルギーの活用、再生水の利用といった取り組みを通じて、持続可能性を確保しています。

特に敷地内では、46%を超える緑化率を誇り、広大な緑地と周囲の街区を一体化した緑道が来訪者にとって心地よい空間を提供しています。この緑道は、地域のクールスポットとなり、ヒートアイランド現象の緩和や雨水管理にも寄与しています。

ヴォンエルフの貢献



このLEED®認証の取得には、株式会社ヴォンエルフの支援も大きな役割を果たしました。同社はプロジェクト運営の初期段階から関与し、環境に優しい運用のための助言や支援を行ってきました。

プラチナ認証の取得は日鉄興和不動産および赤坂インターシティマネジメントが一丸となった成果であり、すべての関係者の努力によるものです。今後も持続可能な社会の実現に向けて、専門的な知見と技術を持って取り組む姿勢を貫いていきます。

LEED O+M v4.1の特徴



LEED O+M v4.1は、既存の建物の管理や運用、改修を評価するシステムです。新築版とは異なり、既存建物の環境性能を簡単にスコア化できるArcというWebベースのプラットフォームを使用します。これにより、全国で3500件以上のプロジェクトが利用しており、ますます注目を集めています。LEED認証の取得を検討している方は、2026年3月までが現在のバージョンでの登録期限となるため、早めの対応をおすすめします。

施設の概要



  • - 施設名: 赤坂インターシティAIR
  • - 所在地: 東京都港区赤坂1丁8番1号
  • - 敷地面積: 16,088.32㎡
  • - 延床面積: 178,328.01㎡
  • - 最高高さ: 205.08m
  • - 階数: 地上38階、地下3階、搭屋1階
  • - 構造: 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
  • - 竣工年月: 2017年8月

『赤坂インターシティAIR』は、今後も地域社会とともに成長し、持続可能な未来を築く拠点として、国内外からの注目を集めることでしょう。さらに多くの人々が訪れ、共存できる場として期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 持続可能性 赤坂インターシティAIR LEED認証

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。