酒田市立浜田小学校5年生が学ぶ自動車リサイクルの現場

酒田市立浜田小学校の5年生が自動車リサイクルを学ぶ

2025年11月13日、山形県酒田市立浜田小学校の5年生26名が自動車リサイクル事業について学ぶため、株式会社永田プロダクツを訪れました。本イベントは公益財団法人自動車リサイクル促進センターの主催で、解体事業者の取り組みを直接見学することを目的としています。

知識を深める座学

参加者たちはまず、会議室で自動車リサイクルに関する座学を受けました。この講座では、解体事業者がどのような役割を果たしているか、そして使用済自動車の解体プロセスがどのように行われるのかを学びました。講師からは、エアバッグの危険性やリサイクルにおける重要性についても説明があり、子どもたちの関心を引きました。

工場見学での実体験

座学の後、参加者は株式会社永田プロダクツの工場へ移動しました。工場では、自動車がどのように解体されるか、またリサイクルされる部品がどのように取り扱われるのかを観察しました。特に印象的だったのは、エアバッグが安全に処理される様子です。子どもたちはその過程を真剣なまなざしで見守り、質問も積極的に行いました。

感想と気付き

見学を終えた参加者たちは、それぞれが貴重な体験をしたと笑顔を見せました。「普通乗用車だけでなく、バスやトラックもリサイクルされるんですね！」と驚きの声を上げる子どももいれば、「たくさんの機械の使い方を聞いているうちにどんどんおもしろくなった。いい体験になった！」と、その学びの深さに感動している様子でした。このような実体験を通して、未来を担う子どもたちが環境問題に対する理解を深めることができたことは、今回の見学会の大きな成果と言えるでしょう。