女子大生と高校生が時間をかけて作り上げた新たな屋台メシ
東京の戸板女子短期大学と沖縄県本部町の本部高校が手を組み、地域の資源と若者の発想を駆使した新しい屋台メシが誕生します。このプロジェクトは「美ら海水族館だけで帰らせない」を合言葉に、観光の分散を図りながら地域を活性化させることを目指しています。
完成した4品の詳細
本部冷麺
本部町で穫れた新鮮な農産物をふんだんに使用し、沖縄名物のお肉も入った、本部冷麺。涼味あふれるこの一品は、沖縄の暑い夏にぴったりのご馳走です。
本部じゅーしー肉巻き
沖縄の郷土料理「じゅーしー」を、特製の沖縄名産のお肉で包み、香ばしく焼き上げた一品です。手が止まらない美味しさが魅力で、ガッツリ食べたい方におすすめです。
本部タコス
地元のフルーツとスパイスを組み合わせた本部タコスは、手軽に楽しめる新しい屋台の定番として位置づけられています。少しのピリ辛感がクセになる、夏にぴったりのメニューです。
本部親鶏の唐揚げ(焼き可)
旨味の詰まった親鶏を柔らかく調理し、地元フルーツで作ったソースやアンダンスーソースをかけた逸品。これまでとはひと味違った唐揚げの楽しみ方が提案されています。
最終試食会の様子
7月22日、沖縄から「もとぷらす」が訪れ、学生たちのアイデアを形にするための最終試食会が開催されました。学生たちとプロの意見が交わることで、さらに完成度の高い商品へとブラッシュアップされました。試作中の和気あいあいとした雰囲気は、成功を予感させるものでした。
販売開始日と取り扱い店舗
これらの新メニューは、沖縄にある3つの企業によってアレンジ販売されることが決まっています。実際にどんな風に提供されるか、期待が高まります。
沖縄県国頭郡本部町字山川463
民謡ライブ居酒屋で体験する、県内産の食材を使った魅惑のメニュー。
沖縄県国頭郡本部町山川字山原443
多種多様な飲食店が集まり、食をテーマにしたエンターテインメントを楽しめます。
沖縄県国頭郡本部町字大浜881-1
環境に配慮した循環型農業で育てた美味しい本部牛が楽しめます。
学生たちの現地販売
9月初旬には、戸板女子短期大学と本部高校の生徒たちがキッチンカーを使って、現地での販売を行う予定です。学生たちの熱意と創意工夫を詰め込んだ本部タコスを、直接体験できる貴重な機会です。
プロジェクトの意義
この取り組みは、単なるプロジェクトに留まらず、地域の未来を共に作る素晴らしいチャンスを学生たちに与えています。地元の食材を使用し、愛情を込めて作られたこのグルメは、本部町への人の流れを生む重要な役割を果たすことでしょう。今後は、ポップアップ店舗の開設やオンライン販売など、さまざまな形での活動を広げていく予定です。
ご支援のお願い
このプロジェクトでは、地域イベントや販売店舗での取り扱い、広報支援などの協力を募集中です。地域とともに成長する活動を、一緒に支えていただければ幸いです。
TOITA PBLについて
このプロジェクトは、戸板女子短期大学の「TOITAプロジェクト演習」の一環で、実際のビジネス課題に学生たちが挑むことで実践力を育んでいます。学生たちは自らのアイデアを企業と共に実現させる経験を通じて、未来を切り拓く力を身につけていきます。