「Kamameshi」に新機能
2025-04-16 11:02:10

中小製造業向け設備管理の「Kamameshi」が新機能を追加!

中小製造業の設備部品管理を革新する「Kamameshi」



中小製造業のニーズに応えるために開発された、設備部品管理およびマッチングプラットフォーム「Kamameshi(カマメシ)」が新たな一歩を踏み出しました。2025年4月から、同プラットフォームに「設備保全サポート機能(β版)」が追加され、これまで以上に現場の業務をサポートします。様々な課題をもつ中小製造業にとって、非常に有用なツールとなることでしょう。

新機能の目的と背景


「Kamameshi」は工場内の設備部品を一元的に管理し、必要な部品の調達を他工場から行えるマッチング機能を提供してきました。しかし、導入企業からは「保全業務の情報もまとめて管理したい」「故障履歴が不明で対応が後手に回る」といった声が多く寄せられました。このようなニーズに応える形で新たに追加されたのが、設備保全に関する記録・管理の機能です。

さらに、同社は工場内の電気部品について、型番や状態、生産終了の有無を調査して代替品を提案する「電気部品リスト作成調査」も実施しています。これらの情報が、日常の点検や保全記録と統合され、より便利に活用できるようになります。

追加された新機能の詳細


「設備保全サポート機能(β版)」では、以下の5つの機能が提供されます:

1. 既設部品情報の一覧検索 - 工場内の部品情報を容易に検索。
2. 工場レイアウトと連動した設備状態の確認 - 作業現場での視認性が向上。
3. 設備管理マスターの登録 - 管理台帳の整備が可能。
4. 点検記録の登録・履歴検索 - 過去の点検結果を簡単に参照。
5. 故障記録の登録・履歴検索 - フォールトトレランスの向上を図る。

これらの機能は現場での使いやすさを重視し、工場のレイアウト図と連携し、図面や写真の添付も可能です。

“共助”の仕組みづくりと属人化の解消に向けて


多くの中小製造業では、保全業務がベテランに依存しがちで、技術が失われるリスクが大きいのが現状です。この新機能により、点検やトラブル対応の履歴を蓄積し、検索できる環境が整います。これによって、ノウハウの広まりや活用が期待されるでしょう。さらに「Kamameshi」は、部品の共有に加え、点検や故障対応の記録を活用した製造業同士の相互支援のネットワークを拡大していく考えです。

開始されたベータ版と今後の展望


新しい機能は「Kamameshi」プラットフォームを利用する会員企業向けに提供され、マイページの「設備管理」メニューからアクセス可能です。現在はベータ版として無償で提供され、実際の使用状況からのフィードバックを基に改善が行われています。正式版のリリースは、2025年10月を予定しています。これにより、中小製造業がますます効率的に設備を管理し、持続的な成長が期待されるでしょう。

会社概要


株式会社KAMAMESHIは、東京都大田区に本社を構え、2023年8月に設立されました。代表取締役社長は小林俊氏で、業界のニーズに応じたサービスを展開しています。興味のある方は、公式ウェブサイトをご覧ください。

Kamameshi公式サイト

【お問い合わせ先】株式会社KAMAMESHI contact@kamameshi.com


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