森トラスト、役員人事を一新
森トラスト株式会社は、2025年6月26日付で行われる役員人事について発表しました。この変更は、同社が今後の持続可能な成長に向けた新しい戦略を推進するための重要なステップとなります。
新しい役員体制への移行
役員人事では、会長に森章氏が就任し、代表取締役社長には伊達美和子氏が続投することが決まりました。この体制のもと、専務取締役には高橋信氏と浅野一雄氏、常務取締役には丸山一真氏と増永義彦氏が名を連ね、それぞれの専門分野での責任を担うことになります。
特に、高橋氏は社長室戦略本部や投資事業本部の他、内部監査室も担当し、経営の透明性を強化する役割も持ちます。浅野氏は営業本部や広報・マーケティング部を管掌し、森トラストのブランド向上に寄与することが期待されています。
また、取締役には舟山英樹氏、枝吉真嗣氏、相馬剣之介氏が選任され、会社の事業管理や監査機能を円滑に進める役割を果たします。監査役には秋庭隆氏と米井茂夫氏が就任し、健全な経営体制を維持するための重要な担い手として活動します。
執行役員陣の充実
さらに、2025年7月1日付で常務執行役員に半田智之氏が就任し、執行役員には桑田一信氏と草彅健氏が新たに加わることが発表されました。桑田氏は不動産開発本部のコンストラクションマネジメント部および災害対策室を担当し、事業のスムーズな運営を支える役割を果たします。また、草彅氏は投資事業本部の投資事業部を管掌し、都心部や国内外の市場に対する戦略的アプローチを強化します。
退任する役員について
一方で、監査役の笠原正英氏は退任が決定しており、執行役員の松井徳彦氏も新たに森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社の取締役に就任します。変化の中にあっても、これからも森トラストの成長を支えていく顔ぶれです。
森トラストのビジョン
森トラスト株式会社は、東京を中心に大規模複合開発や全国各地のホテル・リゾート事業を展開している総合不動産ディベロッパーです。2025年3月時点で、52棟のビル、住宅、商業施設、そして33ヶ所のホテル・リゾート施設を運営しています。彼らの目標は、都市開発や歴史的建物を活かした事業を通じて、日本の国際競争力を高めることです。
今後、森トラストは東京ワールドゲート赤坂のプロジェクトをはじめとし、さらなる事業展開に力を入れていくことが期待されます。新しい役員体制がどのように同社を牽引していくのか、注目が集まります。役員の略歴や詳細は
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