業務システムの新しい風
TIS株式会社が「テックタッチ」を全社導入し、業務システムの使いやすさを向上させる計画を発表しました。この取り組みは、TISが運営する業務管理クラウド「ServiceNow」への導入を皮切りに始まり、今後は基幹システムへの展開も予定されています。
導入の背景
TISは、依頼申請や問い合わせ業務のワークフロー管理や、ガイドやFAQの公開・検索を行うために「ServiceNow」を活用してきました。業務の効率化に加え、社内の情報共有を促進するためのシステム改善にも取り組んでいます。しかし、ユーザーからは社内システムの操作性に対する要望が数多く寄せられており、特に操作画面やガイドへの迅速なアクセスが求められています。この状況を受け、TISでは「テックタッチ」を導入し、ユーザー体験の改善を目指しています。
導入決め手
選択肢として「テックタッチ」を選んだ理由は、直感的な操作インターフェイスを提供できる点です。ノーコードで簡単に操作ガイドを作成できる「テックタッチ」を使うことで、社員が迷わずに業務を遂行できる環境が整いました。これにより、入力ミスの削減と業務の効率化が実現されています。
期待される効果
「テックタッチ」により、ユーザーからの操作に関する問い合わせや差戻しを減らすことが期待されます。操作ルールや方法を詳しく伝えることで、業務の効率が向上します。また、これまで外注に頼っていた対応も迅速に行えるようになるため、開発コストの削減にも寄与します。
今後の展望
TISは「ServiceNow」への導入効果を検証しながら、基幹システムへの展開を進めていく計画です。「テックタッチ」を活用した業務効率化を目指し、さらなる改善に取り組んでいく所存です。
コメント
TISのコーポレートデジタル推進部の後迫セクションチーフは、「業務効率化と使いやすさ向上に向けた新たな施策が必要だった」とし、「テックタッチ」は社内システムの改善に大きく貢献するものと期待しています。ユーザー体験が向上することで、社員の業務エンゲージメントも高まると考えられています。また、社内システム全体へこの改善プロセスを広げていくことが今後の目標です。
TIS株式会社について
TIS株式会社は、金融や産業、公共など广範囲の業種にわたり、3,000社超のビジネスパートナーとして150以上の成長戦略を支えるITを提供しています。TISは、50年以上にわたって得た業界知識とIT技術を活かし、日本およびASEAN地域でのサービス向上を目指しています。
テックタッチについて
テックタッチ株式会社が提供する「テックタッチ」は、国内シェアNo.1を誇るデジタルアダプションプラットフォームです。ユーザーは800万人を超え、大手企業などが導入しています。簡単に操作ガイドを作成できるため、システム担当者の負担軽減にも貢献しています。
今後も「テックタッチ」の機能強化に努め、幅広い業種のIT活用を支援していく方針です。