就活とメンタルヘルス
2025-06-06 08:35:54

2026年卒業予定学生の就活現状とメンタルヘルスについての調査結果

2026年卒業予定学生の就活現状とメンタルヘルスに関する調査



株式会社文化放送キャリアパートナーズが実施した「2026年卒ブンナビ学生調査」の結果が発表されました。今回の調査では、内定状況や就職活動におけるメンタルヘルスの現状について詳しく分析されています。

内定状況


調査によると、複数の内定を持っている学生は12.6%で、昨年より10.4%減少しています。その中で、2社以上の内定を承諾する意向を持っているのは33.4%でした。内定承諾書に関して、「必ず入社しなければいけない」と感じている学生は9.5%に留まり、承諾連絡に関する圧力も13.7%と、いずれも昨年と比較していずれも減少しています。

自動生成AIサービスの利用


また、自己PRや志望動機を自動生成AIサービスで作成したいと考える学生は31.4%となり、昨年より12.4%増加しました。さらに、AIを利用することに対して「問題ない」と感じる学生は70.9%に達しています。この傾向から、AIを活用することが就活の一部に定着しつつあることが伺えます。

メンタルヘルスの懸念


就職活動中にメンタルヘルスに関する悩みを抱えている学生は51.6%と半数を超えています。特に、選考を受けることに対するプレッシャーを感じていることが最も大きな原因となっており、なんと75.5%の学生がその影響を報告しています。これにより、就職活動のストレスが学生たちに深刻な影響を与えていることが明らかになりました。

就活の進捗


就職活動を続けている学生は全体の50.5%で、多くの学生がまだ内定を得ていないという状況です。一方で、内々定を持つ学生の割合は5割を超えていますが、入社の意思を示すのは49.1%に留まっています。この数字は昨年よりも減少しており、就職先を選ぶ際の慎重さが伺えます。

調査が行われたのは2025年3月18日から30日までの期間で、有効回答数は95件でした。このデータは、今後の就職活動における若者たちの心理やスタンスを考えるうえで貴重な情報となります。今後の月次調査や詳細な分析結果に期待が寄せられています。さらに詳しい情報については、文化放送キャリアパートナーズの公式サイトで確認できます。


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