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陶芸家小野象平の個展「Kaiki - Borderless 2025」

2025年1月17日から2月2日まで、表参道のCIBONEにて、陶芸家小野象平の個展「Kaiki - Borderless 2025」が開催されます。本展では、450点に及ぶ作品が一堂に集結し、土本来の特性である「土味」を存分に楽しむことができます。

イベント詳細

• - 会期: 2025年1月17日(金) - 2月2日(日)
• - 会場: CIBONE (GYRE B1F)
• - 住所: 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
• - 営業時間: 11:00 - 20:00

オープニングレセプション:

• - 日時: 2025年1月17日(金) 18:00 – 20:00
• - 内容: 小野象平氏が在廊し、ドリンクを楽しみながら作品鑑賞ができる特別な夜。

展示テーマと作品の特徴

陶芸家小野象平が掲げるテーマは「原点回帰」。彼の作品の根本には、陶芸の師からの大切な教えがあり、伝統技術を超えた自らの表現を追求しています。現代の大衆が求める受動的なうつわ作りに妥協することなく、見たことのない景色を生み出すことを目指しています。

彼は、土の本質に向き合い、限界を超えて力を加えることで、その魅力を引き出す作業を続けています。新たに生み出されるメタリックな表情や、噴出した鉄分の特徴は、まさに小野の作品の醍醐味です。この展示では、彼の技術的向き合い方と思想的アプローチの両方が感じられることでしょう。

出展作品の一部

本展では、特に注目される作品が数点展出されます。

青灰釉

高知の赤土に杉の灰と鉄分をあわせた青や黒、グレーや白が織りなす複雑な表情は、見る者を魅了します。

黒化粧

酸化鉄を大量に施した灰釉薬で、高温での焼成を行ったこの作品は、豊かな鉄模様のグラデーションが特徴です。

白化粧鬼板壷

赤土や黒土の上に白い泥と釉薬を重ねた美しい壺。この作品は、焼成を重ねることで見られる鉄点と白化粧のコントラストが魅力です。

黒志野のリム皿

日本の伝統的な志野釉に鉄分を加え、独特のテクスチャーを生み出した新作なリム皿です。

作家プロフィール

小野象平は1985年に愛知県に生まれ、現在は高知県香美市で作陶を行っています。彼の陶芸は、父である陶芸家・小野哲平氏からの影響を受け、独立後は自ら土を掘り、釉薬も一から作るという徹底したこだわりを持っています。彼の作品には、素朴で優しい美しさが感じられます。

会場情報

• - CIBONE:

住所: 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
営業時間: 11:00 - 20:00
電話: 03-6712-5301

この特別な陶芸展をぜひ足を運んでお楽しみください。陶芸の新しい可能性に触れ、土の美しさを再発見する貴重な機会です。

公式HPやSNSでも最新情報をチェックして、見逃さないようにしましょう。

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