フレクト、経済産業省の予算管理システム構築を受託 - デジタル化推進へ新たな一歩

フレクト、経済産業省の予算管理システムの受託について

株式会社フレクト（東京都港区）は、経済産業省から「令和7年度予算管理システムデータ連携基盤の設計・構築及び運用作業」の請負業務を受託しました。このプロジェクトは、行政サービスのデジタル化を推進する重要な取り組みの一環となります。

経済産業省のデジタル化推進

経済産業省は、職員情報の一元管理を目的として、「職員情報データベース（職員情報DB）」と「勤怠管理システム」をSalesforce環境上に構築しています。このシステムは、デジタル化の推進を目指し、今後の電子決済移行加速化方針やデジタル・ガバメント実行計画に従って、さらに進化します。具体的には、これまでの予算管理システムと他の会計関連システムとの連携基盤の再構築が求められており、フレクトはその実現に向けた重要な役割を果たします。

受託の詳細と新たな基盤構築

フレクトが受託した業務では、既存の予算管理システムを改修し、新しいデータ連携基盤の設計と構築を行います。また、本システムの運用保守もフレクトが担い、安定した運営を実現します。契約額は約46百万円（税抜）、契約期間は契約締結日から令和8年3月31日までです。

この新しいシステムは、「ガバメントソリューションサービス（GSS）」への移行に伴い、経済産業省の基盤情報システムに代わるものであり、国のデジタル化の実現に向けた重要な一歩となります。

フレクトの役割と技術力

フレクトは、クラウドインテグレーターとして国内トップクラスの実績を誇ります。SalesforceやMuleSoftなど、様々なプラットフォームと連携しながら、顧客に新たな体験を提供する「攻めのDX」を推進しています。また、フレクトの技術力や実績は高く評価されており、最高位のパートナー認定を受けています。

フレクトのCEO、黒川幸治氏は、「私たちは誰もが使いやすい行政サービスの実現に貢献し、社会全体のDX推進に取り組んでいく」と述べています。これからもフレクトは、技術力を活かしたサービスの提供を通じて、デジタル時代にふさわしい未来を創造していくでしょう。