銀座の和光で陶芸の魅力が満載の三人展
東京・銀座に位置する和光では、2023年7月31日から8月11日まで、「髙森誠司・田中 忍・辻󠄀 聡彦三人展 ー磁(いし)に光を宿すー」が開催されています。佐賀県の有田町を根ざし、長い歴史を持つ日本の磁器文化にスポットを当てたこの展示では、3人の陶芸家が各々のアプローチで光をテーマにした作品を披露します。
1. 展示の概要
この展覧会は、佐賀県有田町で作陶を行っている3人の陶芸家、髙森誠司、田中忍、辻聡彦の作品を紹介しており、各作家による独自のスタイルが堪能できる絶好の機会です。「磁に光を宿す」というテーマのもと、自然から受けたインスピレーションや、心の内面を表現した美しいコレクションが観客を魅了します。
作家紹介
- - 髙森誠司:多様な表現技法を駆使し、陶器、白磁、さらには古典的な色絵磁器まで幅広い作品を展開する作家です。彼の作品は、深い知識と経験に裏打ちされたもので、技術的な美しさだけでなく、感情豊かな表現も特徴です。
- - 田中忍:淡麗な色合いで草花や生き物を描く「釉裏紅」技法で知られています。その作品は、一見静かでありながら深い感情を湛え、見る者にさまざまな思いを呼び覚まします。
- - 辻聡彦:旅を通して出合った風景を、線刻技法やグラデーションを用いて表現します。彼の作品は詩情が豊かで、心に残る情景を見事に形にしています。
2. ギャラリートークの開催
展覧会の期間中、特別なイベントとして作家自身によるギャラリートークが8月2日(土)14時より行われます。この機会に作家の考えや作品に対する思いを直接聞くことができる貴重なチャンスです。ただし、混雑時には入場制限があるので、早めに来場することをお勧めします。
3. 記念作品の販売
また、展覧会に合わせて限定販売される「磁に光を宿す」記念ぐい吞セットも登場。木箱付きで税込¥88,000のこのセットは、陶芸ファンには見逃せないアイテムです。数量限定のため、購入希望の方は早めに足を運びましょう。
4. 展覧会の基本情報
- - 会場:セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
- - 開催期間:2023年7月31日(木)~8月11日(月)
- - 入場料:無料
- - 営業時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
- - 休業日:無休
まとめ
この展覧会は、日本の伝統的な陶芸の魅力を新たな視点から再発見する絶好の機会です。作品に込められた光と影のドラマを通じて、陶芸家たちの深い思いと技術を感じ取ってみてください。現代の作家たちが紡ぐ日本の磁器文化を、ぜひお楽しみください。最新情報については、和光の公式ホームページやSNSをご覧ください。