aunn Personalizationがfutureshopと連携
株式会社メイキップが提供するパーソナライズサービス「aunn Personalization」が、株式会社フューチャーショップのECサイト構築プラットフォーム「futureshop」との連携を開始しました。この連携により、eコマースの運営者は新しい機能「aunn 在庫・類似アイテム」を導入することが可能になります。
この「aunn 在庫・類似アイテム」機能は、特にサイズが欠品した際にユーザーに類似したアイテムを提案するもので、AIの画像類似判定技術を活用しています。また、サイズに関わる情報をレコメンドするエンジン「unisize」を利用し、ユーザーの体型情報と在庫データを組み合わせることで、「デザインが似ている」かつ「ユーザーに合った在庫がある」商品を自動的に表示します。先行導入しているアパレルECサイトでは、導入前に比べてコンバージョン率(CVR)が120%向上した実績もあり、顧客の購買体験が大きく改善されていることが報告されています。
この連携により、futureshopを利用するアパレルECサイトは、特別な開発工数をかけることなく、「aunn 在庫・類似アイテム」機能を実装可能となります。これにより、在庫管理がよりスムーズになり、販売機会の損失を防ぐことが期待されています。
ユーザーの声
先行してこの機能を導入したアパレル企業、SHIFFONの武富祐樹氏は、「在庫切れの際にもお客様に類似商品を提案できるようになった」と述べ、販売機会の損失を減らすことができる見込みを示しています。
futureshopとは
フューチャーショップが提供する「futureshop」は、ECサイトのデザインを自由にカスタマイズし、迅速にコンテンツを更新することができるSaaS型のプラットフォームです。顧客体験の向上を目的とした多彩な機能を持ち、オムニチャネル戦略にも対応し、実店舗とECサイトの顧客データを一元管理することができます。これにより、オンラインとオフラインの顧客体験を統一し、効果的なデジタルマーケティングが実施可能になります。
aunn Personalizationについて
「aunn Personalization」は、ユーザーの体型や好みを解析し、ECサイトのコンテンツをパーソナライズするためのサービスです。このサービスは、昨年リリースされた「aunn スタッフコーディネート」にも応用されており、ユーザーごとに最適化したコーディネートを表示することで、クリック率(CTR)が約3.1倍、CVRが約2.5倍に向上した実績があります。また、アパレルECサイトでの導入が進む中、さらなる機能拡張への期待も寄せられています。
このパートナーシップは、ECサイトにおけるパーソナライズを一層進化させ、ユーザーにとって魅力的なショッピング体験を提供することにつながるでしょう。