秋の舞踊鑑賞会
2025-10-14 12:07:02

国立文楽劇場で秋の舞踊鑑賞会が開催!心躍る日本の伝統文化

国立文楽劇場で贈る特別な舞踊のひととき



秋が深まり、芸術の季節が訪れました。日本の伝統文化を楽しむ絶好の機会として、国立文楽劇場にて毎年恒例の「東西名流舞踊鑑賞会」が開催されます。今年の公演は10月18日土曜日、午後1時よりスタートです。

鑑賞会の概要


この鑑賞会は、東海道や西海道から選りすぐりの日本舞踊の名手が一堂に会し、その卓越した技術を競い合う特別なイベントです。公演は2部構成で、それぞれ異なる魅力あふれる演目が並びます。まずは第1部の演目をご紹介します。

第1部(13:00開演)


  • - 地歌『早舟』
三味線の豊かな音色とともに、速いテンポに合わせた舞が繰り広げられるこの作品は、見る者をついつい魅了します。

  • - 長唄『まかしょ』
「まかしょ」の掛け声のもと、願人坊主が江戸の町で軽快に踊る様子が描かれ、観客を楽しませます。

  • - 清元『吉野山』
義太夫の名作をもとにしたこの作品では、静御前と忠信の切ない物語が流れ、奥深い感動を呼び起こします。

  • - 長唄『木賊刈』
木賊を刈る老人が舞い、古の物語を語りかけるこの演目には、世代を超えた心意気が込められています。

第2部(16:00開演)


  • - 一中節『都若衆万歳』
美少年の「若衆」が華やかな万歳を披露するこの曲は、あふれる祝福のメッセージが特徴です。

  • - 清元『築地明石町』
鏑木清方の美人画を舞踊化したこの作品は、過ぎ去った時をしみじみと感じる女性の姿が描かれます。

  • - 長唄『安達ヶ原』
伝説の鬼女の物語を舞台にしたこの長唄には、鬼となった老女の深い悲しさが表現されています。

  • - 地歌『融』
光源氏のモデルを描いたこの作品は、幻想的な月光の下での舞が印象的です。

チケット情報


この素晴らしい舞踊の数々を堪能するには、チケットの購入が必要です。料金は各部共に7,000円(学生は4,900円)で、セット購入の場合には13,000円となります。
チケットは国立劇場チケットセンターにて、電話またはインターネットで予約可能です。
  • - 電話予約
午前10時から午後6時まで
0570-07-9900、03-3230-3000(IP電話等では一部利用できない場合があります)
  • - インターネット予約
国立劇場チケットセンター
更に詳しい公演情報は、以下のリンクからご確認ください。
公演情報詳細

まとめ


長い夏が過ぎ、芸術の秋がやってきました。美しい日本の伝統舞踊を鑑賞するこの機会をお見逃しなく、ぜひ国立文楽劇場で心温まるひとときをお楽しみください。


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