ABABA資金調達
2025-03-23 01:58:20

岡山大学発ベンチャーのABABAが大規模資金調達、就職活動を革新へ

岡山大学発のベンチャーABABAが資金調達を実施



岡山大学発のベンチャー企業である株式会社ABABAが、2025年3月7日にシリーズBラウンドで12.5億円の資金を調達したと発表しました。この資金調達によって、同社の累計調達額は18.2億円に達し、今後の事業拡大に大きく寄与することが期待されています。

事業の概要と目的



株式会社ABABAは、新卒採用支援サービスを提供する企業で、特に「ABABA」というダイレクトリクルーティングプラットフォームを運営しています。このプラットフォームでは、最終面接に進んだ学生だけが登録を許可され、企業は他社の最終面接通過者に直接コンタクトを取ることができます。これにより、企業は採用効率を大幅に向上させ、学生にとっても内定獲得の可能性が高まる仕組みとなっています。

新卒採用のプロセスに新しい選択肢を提供することにより、ABABAは就職活動のあり方を根本から変革することを目指しています。

新サービス「REALME」の登場



さらに、株式会社ABABAは2024年11月に新たな就活支援サービス「REALME」をリリースしました。このサービスでは、ABABAを通じて集めた7万人以上の就活生の最終面接データを基に、AIによる模擬面接を行います。約20分間の模擬面接では、新卒採用で重要視される35の項目と14の能力を評価し、受験者は自分の能力を数値化できます。また、志望企業の最終面接に進んだ過去の就活生との比較フィードバックを受け取ることができ、実際の採用面接に向けた準備をサポートします。

実際、正式リリースから3カ月余りで登録者数は3万人を超え、多くの学生にとって貴重なリソースとして活用されています。

代表の久保俊貴さんのコメント



株式会社ABABAの代表取締役であり、岡山大学大学院社会文化科学研究科の学生でもある久保俊貴さんは、「今回の資金調達により、既存事業のさらなる成長を促進し、新サービスの研究開発を加速させていきます。特に、2026年春に卒業予定の学生を対象としたサービスの充実を図り、より多くの学生が自分に合ったキャリアを選べるような環境を整えていきたい」と語ります。

「私たちは、就職活動の方法に革新をもたらし、企業と学生の最適なマッチングを実現することを目指しています。今後も挑戦を続けていきます」という意気込みも示されています。

学生の未来を切り開く取り組みに期待



ABABAは、岡山大学の支援のもと、就職活動が抱える課題を解決するべく様々な取り組みを行っています。地域の企業と学生を結びつけ、より良い未来を築くためのサポートを続けることに期待が寄せられています。今後のABABAの展開に注目です。


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