2026年卒の就活動向
2025-04-16 10:55:25

2026年卒業予定者の就職活動状況を探る最新調査結果

2026年卒業予定者に関する就職活動調査



株式会社文化放送キャリアパートナーズが発表した「2026年卒ブンナビ学生調査」の結果が、就職活動を行う学生にとって多くの示唆を与えています。本調査は、2025年2月1日から2月22日の間に設計され、112件の有効回答をもとにしています。今回は、特に注目すべきポイントをいくつかご紹介します。

就職人気の変化


調査結果から見ると、就職人気が上がる業界には生活必需品に関連した「メーカー(生活関連・食品・住宅など)」や「通信・情報・インターネット」、「コンサルティング」がランクインしました。特に、これらの業界は学生にとって認知度が高く、就職関連情報にも影響を受けていると考えられます。
一方で、人気が下落している業界として「マスコミ(広告・新聞・出版・放送)」や「レストラン・フード」、「銀行業界」が挙げられています。不祥事やコロナウイルスの影響がこの傾向に拍車をかけているようです。

企業を知るきっかけ


調査によると、学生の88.1%が就職活動を始めてから初めて知った企業に興味を持ったことがあると回答しました。最も多かったきっかけは「学外合説・セミナー」とのこと。次いで「就職サイトの業界・業種検索」や「キーワード検索」が続きます。このデータは、新しい企業に出会うことの重要性を示しています。

就職活動の継続状況


現在、67.0%の学生が「まだ内定をもらっていないので、就職活動を継続」と答えており、昨年よりもほんの少し減少しました。この傾向は学生の就職活動の不安や競争の激しさを反映しています。また、内定を持っているが活動を継続する学生も存在し、就職活動を終えているのはわずか5.4%に過ぎません。

また、エントリー数に関しては、3~5社が最も多く、26.8%と報告されました。驚くべきことに、300社以上にエントリーした学生もいる一方、0社という学生も17.9%にのぼります。エントリーの手段としては、企業のホームページからが最も多く、62.0%を占めています。これは学生が企業選びにおいて、公式な情報を重視しているということを示唆しています。

内々定の状況


内々定を既に持っている学生は3割を超えており、特に内々定を希望する比率が52.4%、また45.2%が別の会社を検討しているとのことです。これは、複数の選択肢を持った学生が多いことを意味し、内々定の持ち方に対して多様な意識が芽生えていると考えられます。

まとめ


この調査は、2026年卒業予定の学生がどのように就職活動を進めているのか、またその中での業界認知や企業選びの傾向を浮き彫りにしています。特に、新たな企業との出会いは就職活動においてとても重要であることが示されています。今後の動向にも注目が集まりそうです。

詳細な内容については、公式の調査報告書も参照してください。さらなる情報が必要な方は、株式会社文化放送キャリアパートナーズのウェブサイトで確認できます。


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