東京ビッグサイトで生態系モニタリングの新時代を体験しよう

東京ビッグサイトで生態系モニタリングの最前線を体験

フィッシュパスが提供する生態系モニタリングシステムが、2025年12月16日から18日にかけて東京ビッグサイトで開催される「中小企業新ものづくり・新サービス展」に出展します。この展示会では、環境DNA分析に基づき河川の生物多様性を可視化する画期的なシステムが公開される予定です。

生態系モニタリングシステムの概要

フィッシュパスは、近年の生物多様性保全に向けた関心の高まりを受け、独自の「生態系モニタリングシステム」を開発しました。これにより、従来の調査方法では時間と労力がかかっていた河川や湖沼における生態系の評価が大幅に効率化されます。

このシステムの最大の特徴は、環境DNAの分析を通じて、ただ水を汲むだけでその水域に生息する魚の種類を特定できる点にあります。これにより、希少種の発見や外来種の早期検知も可能となります。

持続可能な漁業への貢献

フィッシュパスの「生態系モニタリングシステム」は、環境保全だけでなく、今後の持続可能な漁業に対するサポートも期待されています。以前は専門家による現地調査が主要な手段でしたが、本システムを使用すれば専門知識がない方でも、直感的に生態データを理解することが可能です。

この技術は、大学との共同研究によって培われたもので、迅速かつ高精度な解析が実現されています。全国の漁協とのネットワークを活用し、広範囲なサンプル採取を行うことができるため、データの信頼性も高まっています。

イベント詳細

「中小企業新ものづくり・新サービス展」での展示内容のテーマは『クマも分かる!? 生態系モニタリングシステム』です。イベントは以下の日程で開催されます。

- 日時：2025年12月16日(火) 11:00〜17:00、17日(水) 10:00〜17:00、18日(木) 10:00〜16:00
- 場所：東京ビッグサイト東7・8ホール
- ブース番号：A09
- 入場料：無料

来場する方々は、是非フィッシュパスのブースに足を運び、次世代の生態系モニタリング技術を体感してください。細かなデータをもとに河川の生物多様性を評価する新しい手法が、どのように地域の環境保全に寄与していくのか、その全貌を知る貴重な機会です。

フィッシュパスの取り組み

フィッシュパスは、川を囲む地域と漁協、釣り人を結びつけ、豊かな自然環境を提供することを理念としています。遊漁券販売システム「フィッシュパス」を通じて、ITを駆使した持続可能な漁業の実現を目指し地域活性化に貢献しています。また、環境DNA事業を活用し、生物多様性のDX化を進め、科学的根拠に基づいた資源管理が可能になります。

これからの時代において、持続可能な社会を実現するために、フィッシュパスの取り組みはますます重要性を増していくことでしょう。この機会に、生物多様性保全に対する新たなステップを共に考えてみませんか？