再生医療を支える新たな提携！アルフレッサHDとMinarisの協業

再生医療の分野では、革新的な技術が急速に進歩しています。そんな中、アルフレッサホールディングス株式会社とMinaris Regenerative Medicine株式会社が新たに協業による覚書を締結しました。この提携は、両社が持つ専門性を活かし、日本国内での再生医療の商用製造を推進することを目的としています。

1. 協業の背景と目的

Minaris Regenerative Medicineは、再生医療製品に特化した受託製造機関（CDMO）として、長年の経験と技術をもっており、米国やドイツ、日本に製造拠点を持つことでグローバルに展開しています。また、治験薬や商用製造、製法開発を通じて、数多くの顧客に支持されています。

一方、アルフレッサHDは、医薬品の製造・卸売、調剤薬局の運営などを手がけ、日本の医療サプライチェーンを支える重要な役割を果たしています。特に、再生医療関連事業を進める子会社「セルリソーシズ」を通じて、国産細胞の提供や細胞加工物の製造を行い、豊富なネットワークと技術を活用して顧客ニーズに応えています。

今回の覚書の締結により、両社は人材交流を行い、各社が保有する設備や技術を共同で活用することで、開発から製造までの一連のプロセスを強化することが可能になります。具体的には、アルフレッサHDが再生医療製品の製造・保管・輸送を行い、Minarisが製造及び製法開発を担う構図となります。これにより、顧客に対してより大規模な製造受託が可能となります。

2. 提携の内容

この新たな提携により、アルフレッサHDとMinarisは、再生医療における顧客紹介およびプロモーション活動を共同で行うことになります。具体的な協業内容については今後検討が続けられる予定で、その結果が非常に楽しみです。

3. 両社の概要

- アルフレッサホールディングス株式会社

- 所在地：東京都千代田区大手町一丁目1番3号
- 代表者：社長荒川隆治
- 事業内容：医薬品及び医療用検査試薬、医療機器の卸販売や製造など、様々な関連事業
- 設立：2003年9月29日

- Minaris Regenerative Medicine株式会社

- 所在地：神奈川県横浜市神奈川区恵比須町１
- 代表者：社長坂東博人
- 事業内容：再生医療製品の製法開発及び受託製造
- 設立：2021年1月4日

今後、アルフレッサグループとMinarisは、再生医療の発展に向けてさらなる連携を図り、多くの患者さんに貢献することを目指しています。再生医療の未来に向けた一歩がここから始まることになります。これからの進展に期待が高まります。