NISAの日の調査結果
2025-02-10 10:46:40

NISAの日に見る個人投資家の意識と投資活動の向上

NISAの日に見る個人投資家の意識と投資活動の向上



2024年2月13日は「NISAの日」。この節目の日を前に、マネックス証券株式会社は毎年恒例のNISAや投資に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。調査には5,303名のマネックス証券口座保有者が参加し、そのうち5,008名がNISA口座を保有しています。

調査結果の要約


今回の調査結果は、個人投資家がNISAに対して持つ評価や利用状況、今後の運用意向についての貴重な情報を提供しています。まず、制度の利益に対して高い評価が集まり、10段階評価で7以上と答えた投資家が81%にも達しました。このことから、年度を通じて制度改定が好意的に受け止められていることが分かります。

さらに、調査期間を経ても評価ポイントとして「非課税期間の制限が無くなった」ことが70%以上の参加者に支持されている一方で、「年間投資枠の少なさ」という不満点が相変わらず浮き上がっています。この結果、より多くの投資家が資産運用においてNISAを利用したいと考えるようになっています。

NISA口座の運用状況


調査によると、約70%のNISA口座が稼働中です。また、投資枠の併用が可能になった事から、両枠を活用する投資家の割合は38%に達しました。なかでも、クレカ積立を行っている投資家の約34%が月間の上限10万円を設定しており、資産形成に向けて積極的に取り組んでいることが強調されています。これに対し、ポイント投資を行っている投資家には、500ポイント未満での投資が最も多く見られ、少額からコツコツ資産形成に励む様子が伺えます。

マネックス証券の取引実績


ここではマネックス証券における1月の取引データも注目されます。2024年1月には稼働口座数が45.3万口座に対し、12月には53万口座まで伸び、稼働率も65%を超えました。これにより、新NISA口座の利用促進が進んでいることが証明されています。

特に成長投資枠を利用している投資家の約半数が年間の上限に近い金額を投資しており、株価上昇の影響で活発な運用が行われていることが確認されました。また、つみたて投資枠で設定した金額の1/4近くがボーナス設定などを活用し、フルで利用されていることも見逃せない点です。

人気銘柄の傾向


NISA口座で取引された人気銘柄には日本株、米国株ともに異なる特長が見られました。日本株では日本電信電話(NTT)が多く取引され、ソフトバンクや本田技研工業、日産自動車なども注目を集めています。一方、米国株ではエヌビディアが圧倒的な人気を誇り、成長投資枠での利用が急増しました。さらに、投資信託においても「eMAXIS Slim」シリーズが特に人気を集めています。

NISAの日記念イベント


今年のNISAの日には、「旅を楽しむためのNISA活用術」をテーマにしたセミナーを開催します。このセミナーは、旅や資産形成を楽しむことを目的としており、渋谷にて実施され、定員は各回15名程度ですが、参加者がより資産形成を身近に感じられるよう工夫されることでしょう。

まとめ


NISAが個人投資家にとっての資産運用の強力な武器として定着していることが明るみとなった今回の調査結果。投資機会の活用が進む中、投資家が新たな挑戦をする姿勢が大切です。これを機に、マネックス証券を通じてさらなる資産形成の道を切り開いていくことが期待されます。


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