タスキホールディングス、FUNDINNOの支援で未上場企業投資を実現
東京都港区に本社を置く株式会社タスキホールディングスが、株式会社FUNDINNOの支援を受けて、未上場企業への投資を実行したことが発表されました。この投資が実現したのは、わずか2ヶ月という短期間での出来事であり、タスキホールディングスにとって記念すべき第一号案件です。
投資の背景と目的
タスキホールディングスは、LocationMind株式会社に出資を決定しました。この企業は東大発の地理空間AI企業であり、今後の成長が期待されています。タスキホールディングスがこのような迅速な意思決定を行った背景には、FUNDINNOとの連携により、投資機会を効率的に見つけ出す支援を受けられたことがあります。
FUNDINNOは、未上場企業への投資を推進するためのプラットフォームを提供しており、法人投資家としての特定投資家登録を増やしています。このプラットフォームは、リスクマネーの循環を活性化し、オープンイノベーションやCVC活動を促進するために設計されており、事業会社による投資を応援しています。
タスキホールディングスの未来像
タスキホールディングスの代表取締役社長である柏村雄氏は、「少数精鋭のチームだからこそ、同じビジョンを持つ企業とのシナジーを期待しています」とコメントしています。迅速に意思決定を行える状態を維持しつつ、FUNDINNOとの連携によって、より多くの有望企業との出会いをサポートされました。このような取り組みは、タスキホールディングスにとって新たな投資機会を創出する重要なステップです。また、投資に参加することで、スタートアップエコシステムの発展にも寄与します。
取引形態の多様化
未上場企業への投資は、プライマリー(新規株式)とセカンダリー(既存株式)双方での取引が行われています。FUNDINNOでは、法人投資家の特定投資家登録が進む中で、取引形態もますます多様化しています。2021年から提供されている「FUNDINNO MARKET」では、セカンダリー取引も行えるようになり、法人同士での取引環境が整い始めています。
このように、FUNDINNOは多様な未上場株式の取引の場を提供することで、発行体の資金調達支援にとどまらず、投資家のオープンイノベーションの推進に寄与しています。「フェアに挑戦できる、未来を創る」というビジョンをもとに今後も努力し続けます。
まとめ
タスキホールディングスのFUNDINNOとの連携は、未上場企業への投資の効率化を実現する重要な一歩です。翅を広げるスタートアップ企業にとって大きなチャンスを意味し、タスキホールディングス自身も新しい成長の道を切り拓くことが期待されています。今後の展開に注目です。