5G時刻同期の未来
2025-11-19 09:58:36

NTTテクノロジーズとソフトバンクが挑む5G時刻同期の未来が幕張メッセに登場

5G技術の進化とローカル5Gの可能性



2025年、情報通信技術の進展により、新たな5G時刻同期システムが注目を集めています。株式会社NHKテクノロジーズがソフトバンク株式会社と共同で取り組むこのプロジェクトは、パブリック5Gの技術を活用しており、特に時刻同期に関する実証実験が進行中です。

PTPの実証実験とは?


この実証実験では、ソフトバンクが開発した5G SA(Stand Alone)を用いて、SIB9(System Information Block Type 9)を利用した時刻同期システムが構築されています。これにより、GNSS(Global Navigation Satellite System)とパブリック5G SA SIB9の二つの時刻源が用意され、特に信号が受信できない環境でも安定したローカル5Gの運用が可能となることが確認されています。

時刻源の冗長化の重要性


これまでの5Gシステムでは、GNSS信号が重要な役割を果たしていましたが、受信状況が悪化することがしばしばあります。このため、時刻源を二重化することは重要です。今回の実証実験では、GNSSとSIB9を併用することで、どちらか一方の信号が失われてももう一方での運用が維持できることが示されています。これにより、さまざまな環境や条件下でもローカル5Gが信頼性高く機能することが期待されます。

幕張メッセでの展示


この共同実証は、2025年11月19日から21日まで開催される「Inter BEE 2025」において特別展示されます。会場は幕張メッセで、NHKテクノロジーズのブース「ローカル5Gの可能性」で多くの最新技術が紹介されます。この展示では、実証実験の具体像を目の当たりにできる貴重な機会です。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

展示の詳細


  • - 会期: 2025年11月19日(水)~21日(金)
  • - 時間: 10:00~17:30(21日のみ17時終了)
  • - 会場: 幕張メッセ
  • - ブース番号: NHKテクノロジーズ「ローカル5Gの可能性」(ホール8 小間番号8501)

この展示を通じて、5G技術の革新とそれがもたらす新たな可能性を体験することができることでしょう。5Gが我々の生活に与える影響をぜひ実際に感じ取っていただければと思います。


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