Global X Japan、運用資産5,000億円突破
最近、Global X Japan株式会社が運用資産残高5,000億円を超えたと発表しました。この知らせは、会社の成長と日本におけるETF(上場投資信託)の市場展開を象徴するもので、多くの投資家から注目を集めています。
ETFの新規上場続々
Global Xは2020年8月に初めてグローバルXのETFを上場し、その後毎年約10本の新しいETFを東京証券取引所に追加しています。その結果、過去5年間で新規上場ETFの数は50本を超え、今年も競争相手を圧倒する形で業界のリーダーとなっています。
2025年7月には、成長のテーマに基づくETFから、高配当のインカム型ETF、さらにはコモディティ関連のETFまで、54本の多様なETFラインアップを展開しており、それぞれが独自の投資機会を提供しています。
特に注目されるのは、グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF(銘柄コード: 2644)や、グローバルX US テック・トップ20 ETF(銘柄コード: 2244)で、2023年と2024年の2年連続で上昇率が1位を記録しています。これは、同社のETFが市場での信頼を獲得していることを示しています。
戦略的ETF開発
最近のETFの成功は、機関投資家や個人投資家のニーズを的確に捉えているからこそ実現されました。特に、新NISA制度への対応を意識したグローバルX グローバルリーダーズ-日本株式 ETF(銘柄コード: 2641)や、米国テクノロジー関連企業への投資を目的としたグローバルX US テック・トップ20 ETFのような商品は、多くの資金を集めています。
また、グローバルX 超長期米国債 ETFや高配当ETFの新規上場も運用資産の増加に寄与しています。そんな新たな動きを受け、今年は香港取引所に上場する中国のテック企業30銘柄へ投資するグローバルX チャイナテック ETFも新たに登場し、さらなる成長を期待されています。
カバード・コール戦略の伸長
さらに注目すべきは、米国のカバード・コール戦略ETFへの投資です。このGlobal X Nasdaq 100 Covered Call ETFは、毎月分配型のグローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(銘柄コード: 2865)によって、高い配当利回りを背景に資産残高を大幅に伸ばしています。
「超NISA」新TVCMを発信
投資文化を普及させる取り組みの一環として、2025年6月から新しいTVCMも始まります。「超NISA」をテーマに掲げ、当社のETFが今後の資産運用にどう寄与するのかを強調しています。特に、日本におけるETF市場の成長が期待される中、Global Xの役割はますます重要になっていると感じられます。
今後の展望
Global X Japanは、国内唯一のETF専門資産運用会社として、革新的な商品開発を続けていく考えです。特に、エッジの効いた付加価値のあるETFを通じて、投資家の多様なニーズに応え、資産運用の新たな可能性を切り開いていくことでしょう。
ETFの市場は、今後もますます拡大していくことが予想されます。Global Xがその先頭に立って、資産運用の新たな潮流を生み出すことに期待が寄せられます。
公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルも積極的に活用し、最新の情報を提供していくとともに、投資家とのコミュニケーションを強化していく方針です。