八楽とSB C&Sが手を組み、新たな翻訳支援ツールを提供開始

八楽とSB C&Sが新たに提携、法人向け翻訳支援ツールを提供開始

東京を拠点にする八楽株式会社が、国内大手ITディストリビューターのSB C&S株式会社と販売代理店契約を結びました。この提携により、法人向けの翻訳支援ツール「ヤラク翻訳」の提供が開始され、企業の多言語対応のスピードと質を劇的に向上させることが期待されています。

1. 提携の背景と目的

近年、国際化が進むビジネス環境において、多言語対応は企業にとって必要不可欠な要素となっています。しかし、翻訳業務には多くのコストや時間がかかるため、効率的な解決策が求められています。

「ヤラク翻訳」は、生成AIを駆使して高品質な翻訳を短時間で提供し、企業の業務効率化を支援してきました。この新たな販売代理店契約により、八楽はSB C&Sの広範な販売網を利用して、更に多くの企業にこの翻訳支援ツールを提供することができるようになります。これまでアクセスが難しかった法人客層に対しても、積極的にアプローチできる体制が整いました。

2. 販売代理店契約の内容

SB C&Sは、国際的なITソリューションを提供する企業であり、その販売ネットワークを利用することで、ヤラク翻訳は多くの企業に対し、その利便性や効率性を直に伝えることができます。

この契約に基づき、SB C&Sはヤラク翻訳を公式に提案し、多言語対応のニーズに対する解決策として位置づけます。

3. ヤラク翻訳の特長

「ヤラク翻訳」が提供するのは、ただの機械翻訳に留まらない多機能な翻訳支援ツールです。以下のような特長を持っています：

- 翻訳メモリを活用し、過去の翻訳データから一貫性のある翻訳を実現
- 用語集機能により、企業独自の専門用語やブランド表現を統一
- 生成AIを使った候補訳の提案機能により、翻訳品質を改善し、作業の効率化を図る
- チームでの共同作業がしやすく、翻訳業務全体の管理が可能
- リアルタイム翻訳ができるため、迅速な意思疎通が実現

これらの特長により、ヤラク翻訳を利用する企業は、翻訳業務を効率的かつ効果的に行うことが可能になり、コスト削減と生産性向上につなげることができます。

4. 今後の展望

この提携を機に八楽は、SB C&Sとの連携を強化し、市場での存在感を高めることを目指します。特に製造業、IT、金融、観光業界といった多言語対応が必要な分野に向けて、積極的に取り組んでいく方針です。さらに、ヤラク翻訳の機能の向上や新しいAI技術の採用を進め、企業の翻訳業務をより一層効率的にサポートしていきます。