マーチャント・バンカーズが東京都練馬区の共同住宅を売却することを決議
本日、マーチャント・バンカーズ株式会社(以下、マーチャント社)が行った取締役会において、東京都練馬区に所在する共同住宅の売却が決定されました。これにより、同社は今後の収益の多角化を図るとともに、資産の入替えを進めていく方針を示しています。
売却物件の概要
今回売却される物件は、東京都練馬区に位置する共同住宅です。具体的な概要は以下の通りです。
- - 所在地: 東京都練馬区
- - 種類: 共同住宅
- - 構造: 鉄骨鉄筋コンクリート造の陸屋根7階建
- - 契約締結日: 2025年2月20日(予定)
- - 決済・引渡日: 2025年2月28日(予定)
この物件は長期的に賃貸収入を見込めるように保有されていましたが、適切なタイミングと判断し、売却を実施する運びとしたようです。
売却先と価格について
売却先の詳細や価格については、守秘義務に従い公表は控えられていますが、マーチャント社と売却先との間には、資本関係や人的関係、取引関係が一切ないことが明言されています。
業績への影響
この売却によってマーチャント社の業績に与える影響は、2025年10月期第2四半期において営業利益として56百万円程度の計上が見込まれています。また、2024年12月には、2025年10月期の連結業績予想にこの売却利益も織り込まれる予定です。
これまで、売却の検討がなかったことから有形固定資産とされていたこの不動産も、売却による十分な利益が見込めるため、1月に保有目的を販売用不動産に変更し、営業取引として会計処理されることになります。
今後の戦略
マーチャント社は、安定した収益基盤を確保するために、不動産の長期保有を基本としつつ、保有物件の入替えを行いながら利益の最大化を目指しています。このたびの売却もその一環で、今後の物件売却による利益の実現に向けて積極的に取り組んでいく方針です。
このように、マーチャント社は不動産市場における柔軟な対応を考え、安定した収入を得るための戦略的な行動を続けていくことが期待されます。