鳥取県北栄町との包括連携協定で開く地域活性化の新たな扉

不動産業界で新たな価値を追求する髙木ビルが、2025年10月19日に鳥取県北栄町と包括連携協定を締結しました。この協定は、髙木ビルがこれまで展開してきた地域活性化のための取り組みを一層強化するものです。北栄町の豊かな自然や特産品、観光資源を最大限に活用し、新たなコミュニティ形成を支援することを目指します。

鳥取県北栄町の魅力

北栄町は鳥取県北部に位置し、恵まれた自然環境と肥沃な土地を活かした農業が盛んな地域です。特にスイカや長芋、らっきょうは全国的に高い評価を受け、多くの観光客を惹きつけています。

また、北栄町は名探偵コナンの原作者、青山剛昌氏のふるさととしても知られ、地元の観光資源を活用した地域振興に力を入れています。町内には「青山剛昌ふるさと館」や「コナン通り」など、ファンにとって魅力的なスポットが点在しており、観光客に愛されています。

多様なライフスタイルに応える取り組み

最近の北栄町では、情報通信技術（ICT）を活用したスマートなまちづくりや、都市部との関係人口創出、さらには二地域居住の受け入れ促進など、多様なライフスタイルに配慮した取組が進行しています。公民連携による持続可能な地域づくりを目指しており、地方創生の新しいモデルケースとして期待されています。

髙木ビルの「BIRTH」プロジェクト

髙木ビルは、地域・環境・教育などとのつながりを大切にし、「BIRTH（バース）」というライフクリエーションブランドを展開しています。コワーキングスペース「BIRTH LAB / WORK」から始まったこのプロジェクトは、スタートアップ支援のための場を提供し、業種を超えた仲間たちのコミュニティ形成を支援しています。

2025年10月時点で、BIRTHの会員数は約150社にも上り、さまざまな企業とのコラボレーションが生まれています。また、コロナ禍を契機に、飲食企業との協業や東京・銀座での複合プロジェクト「SALON 91°」など、集客を目的とした取り組みも推進しています。

地域との連携を通じた新たな創出

今回の北栄町との包括連携協定は、髙木ビルが長年にわたり築いてきた地域活性化のノウハウを地域に還元する大きな一歩となります。北栄町長の手嶋俊樹氏も、協定の締結を喜び、地域の魅力を広めながら町の拠点づくりに繋げたいと意気込みを見せています。

髙木ビルの代表取締役、髙木秀邦氏も「地域との深い関係性を築くことが重要であり、この協定を通じて新たな価値を一緒に生み出すことができれば」と抱負を述べています。

地域活性化を目指す髙木ビルと北栄町との連携が、より素敵な地域創生の未来へとつながることが期待されます。