新たな芸術の舞台
2025-09-06 10:29:17

三島由紀夫生誕100周年記念公演『MISHIMA』で芸術の饗宴が実現

三島由紀夫生誕100周年記念「フィリップ・グラス『MISHIMA』」公演



2025年11月14日、東京オペラシティコンサートホールにおいて、三島由紀夫生誕100周年を記念する特別な公演「フィリップ・グラス『MISHIMA』―オーケストラとバレエの饗宴―」が開催されます。この公演は、フィリップ・グラスが作曲した映画『MISHIMA』の音楽を中心に、オーケストラとバレエ、そして美術が融合する新しい舞台芸術の形を示すものです。

三島由紀夫と深い関係にあった美術家・横尾忠則による舞台美術が作品の背景を作り出し、現代のアーティストたちが集まる中、オーケストラには京都フィルハーモニー室内合奏団が参加します。指揮は栁澤寿男が務め、滑川真希が『ピアノとオーケストラのための協奏曲「Mishima」』をピアノで演奏します。

新作バレエも披露され、日本を代表するバレエダンサーたちが舞台上でその魅力を発揮します。上野水香さんや牧阿佐美バレェ団からのプリンシパルダンサーたちが、この特別な作品を踊ることで、三島由紀夫の深淵な世界観を表現します。彼らの動きと音楽の交わりによって、観客は新たな感動を体験することでしょう。

また、ヴァイオリニストの川井郁子による『アメリカン・フォー・シーズンズ』の演奏もあり、音楽と美術、身体表現が重なり合うことで、三島由紀夫の持つ「美」と「芸術」の理念を表現します。

この公演は、国内外の音楽ファンや舞台芸術ファンにとって、見逃せないイベントとなることでしょう。三島由紀夫の「軌跡」と「記憶」が、激動の時代を超えて再現され、その魅力を現代の舞台で体感できるのです。

チケットは9月6日から販売が開始され、多くの人々の注目が集まることでしょう。

公演概要


  • - 主催&企画制作:RENAISSANCE CLASSICS
  • - 後援:朝日新聞社
  • - 制作協力:牧阿佐美バレヱ団
  • - 開催日時:2025年11月14日(金)19時開演(18時開場)
  • - 開催場所:東京オペラシティコンサートホール
  • - 舞台美術:横尾忠則
  • - 監修:三谷恭三(牧阿佐美バレヱ団芸術監督)
  • - 振付:堀内充
  • - 指揮:栁澤寿男
  • - 出演者:滑川真希(ピアノ)、川井郁子(ヴァイオリン)、上野水香(東京バレエ団ゲストプリンシパル)、青山季可・逸見智彦・京當侑一籠(牧阿佐美バレヱ団プリンシパルキャラクターアーティスト)
  • - 管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団

この画期的な公演は、三島由紀夫の文学からインスパイアを受けた多様な表現が交錯する機会となります。音楽と舞踏、ビジュアルアートが一体となったこの公演を、ぜひお楽しみください。


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