『ChatSense』、新しい法人向け料金プランを発表
企業向けのChatGPTサービス『ChatSense』を運営する株式会社ナレッジセンスが、法人プランの新たな料金体系を発表しました。この新プランでは、最新の生成AIモデル「o3」に対応し、料金を30%以上も下落させることが決定。より多くの法人に安全かつ効果的にAI技術を活用してもらうことを目指しています。
背景:企業内でのAI活用を加速
チャットボットサービスは近年、さまざまな業種において業務効率化の手段として注目されています。特に大企業では、情報管理やリソースの最適化を図るためにAIを活用するケースが増えてきました。ナレッジセンスは、東証プライム上場企業や国内最大の総合大学など、500社以上に『ChatSense』を導入。多くの法人がこのサービスを利用しており、安全な環境でのAI活用の重要性が再確認されています。
顧客からのフィードバックによれば、「o3を社内で活用したいが、コストが懸念」との声が多かったため、今回はこの需要に応える形で、法人向けビジネスプランの料金を引き下げることにしました。
新料金プランの特徴
a.
定額料金と従量課金に柔軟対応
新たに導入されるビジネスプランでは、初めの一定利用分は980円/人の定額で、それを超えた分は従量課金にシフトします。これにより、少量利用する際はコストを抑えられ、頻繁に利用したい場合には上限なしで活用できるようになります。
b.
最新モデルの利用が容易に
新料金では、OpenAIが提供する最新の「o3」モデルが、1,000トークンあたり4円という従来の3割以下での利用を実現。これにより、ビジネスニーズに合った利用が格段にしやすくなります。
c.
手軽に導入が可能なサービス
『ChatSense』の強みは、初期費用が一切不要であり、最低利用期間の縛りがないことです。これにより、企業はサービスの導入後に実際の効果を見てから本格的に利用するかを決定することができます。特に「導入してから決めたい」という法人のニーズに応える柔軟な対応が評価されています。
これからの展望
今後、ナレッジセンスはAIエージェント機能をさらに強化していく計画です。『ChatSense』では独自の「Deep Research」機能を新たに実装しており、より高機能なサービス提供に力を入れていきます。AIエージェントの活用は、業務の進行をよりスムーズにし、生産性向上に寄与することが期待されています。
企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるにあたり、さまざまな行動が求められています。その中で、ナレッジセンスは生成AIを通じて業務効率の向上とかつてないスピード感でのデータ活用の実現を目指します。
会社概要
株式会社ナレッジセンスは、企業のDXを促進し、社員の生産性向上をサポートするために『ChatSense』や生成AI関連のサービスを提供しています。また、国内外の顧客のニーズに応じて、さまざまなサービスの展開を続けており、今後も企業や自治体からの支援を通じて、より効率的な業務運営を実現していく所存です。