ファンズ、新拠点設立
2025-07-11 17:40:19

ファンズがシンガポールに新拠点を設立、海外市場での成長を加速

ファンズの国際進出と新たなスタート



2025年6月13日、ファンズ株式会社はシンガポールに「FUNDS IGC PTE. LTD.(通称: FIGC)」を設立したことを発表しました。本社は東京都渋谷区にあるファンズは、固定利回りのオンライン投資プラットフォームを運営し、国内外での資金調達の場を提供しています。今回のシンガポール拠点の設立は、同社の国際的な成長戦略の重要な一環です。

海外市場への挑戦


ファンズはこれまで、アジア地域における様々な企業とパートナーシップを構築しており、台湾のAsia Money Fintech Companyや香港のFundsQuester (HK) Holdings Limitedとの協業を通じて、国際的な成長の基盤を築いてきました。このシンガポール拠点設立により、ファンズは新興市場での金融包摂をさらに強化し、グローバルな投資機会を日本の投資家に提供することを目指しています。

FIGCの役割と目指す方向性


FIGCは、日本の資本を海外の機会に橋渡しすることで、国境を越えた成長循環を促進することをミッションとしています。特に、コンシューマーファイナンスやマイクロファイナンスといった分野に注目し、貸し出しを通じて新たな収益機会を模索しています。

シンガポールという地理的な利点を活かし、グローバルな先端情報や金融商品へのアクセスを広げることで、ファンズは日本の投資家に多様なアセットを提供するアセットマネジメント事業の強化を図ります。これにより、さらなる収益拡大を狙っています。

経営体制と人材の採用


FIGCの経営陣には、ファンズの取締役である髙尾知達がCEOとして就任し、Co-CEOとして米国のベンチャーキャピタリスト山越敬介が加わることで、海外戦略を強化する体制が整いました。山越氏は、日本だけでなくアジア全域におけるスタートアップ投資や事業開発に豊富な経験を有しています。彼の指導の下、ファンズはシンガポールを拠点に、アジア市場をターゲットとしたサービスを拡大していく方針です。

市場の動向と今後の戦略


アジア地域におけるプライベートクレジット市場は今後10年間で大きな成長が期待されており、ファンズはデジタル技術を活用した金融ソリューションの提供を通じ、社会的意義と収益性を兼ね備えたビジネスモデルを展開していく考えです。さらに、アジアにおける成功を基に、将来的には欧米市場への進出も視野に入れています。中長期的な視点で、戦略的なパートナーシップを確立し、迅速なビジネス拡大を狙います。

まとめ


ファンズがシンガポールにFIGCを設立したことは、国際金融市場での新たな挑戦を意味します。日本とグローバルな市場をつなぐファイナンスのエンジンとしての存在感を強化し、持続可能な成長を実現することを目指すファンズの今後が注目です。これからも、投資家と企業のより良いつながりを生み出すための新しい価値創造に期待が寄せられています。


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