インナーブランディングセミナー
2026-01-27 22:34:33

東京で開催されたインナーブランディングセミナーが明かす、企業存続の鍵とは

インナーブランディングセミナーの概要



2026年1月26日、東京・京橋の東京コンベンションホールにて、株式会社イマジナが主催する「経営者のためのインナーブランディングセミナー」が開催されました。このセミナーでは、企業が直面する現代の課題、特に高スキルでありながら企業理念に共感できない人材が組織を壊す理由について深く掘り下げられました。

セミナー開催の背景



現代の企業が直面しているのは、ただの人手不足ではありません。いま多くの企業で問題となっているのは、組織内の「価値観の断絶」と「熱量の欠如」です。代表の関野吉記氏は、その原因が「スキル偏重型」の育成にあると指摘しています。AI技術の進化が進む中では、単に業務スキルを高めるだけでは企業の競争力は保てないのです。

この現象は、企業が社員各々に自らの理念と共感する基盤を再構築していないために起こります。つまり、社員が組織の理念に深く共鳴し、自律的に行動できる環境を作る必要があるのです。

セミナーハイライト:病理と処方箋



関野氏は、講演の中で人材を「能力(スキル)」と「共感(理念への理解)」の2つの軸で捉え、「破壊者」と呼ばれる存在について話しました。「破壊者」とは、高いスキルを持っているが理念に共感していない人材であり、このような人が組織内に存在することで、若手社員のモチベーションが低下し、結果的に組織全体が腐敗していくという構造を説明しました。

このような現象が多くの企業で観察される中、離職の連鎖は、根本的な原因を見過ごしていることから引き起こされていると言えるでしょう。

「根」を育てることの重要性



イマジナでは、有機的で生命力のある「根」を育てることを「根本教育」と呼びます。組織の「枝葉」を支える「根」が腐ってしまっては、どんなに優れたスキルを持った人材がいても、組織はそのうち倒れてしまいます。このセミナーでは、感謝や利他といった普遍的な価値観をビジネスの文脈で理解し、社員の行動を変化させるための独自のメソッドが解説されました。

共感を生むストーリーテリングの手法



後半のセッションでは、実際にイマジナが企業や教育現場で実施しているプログラムの一部が紹介され、論理だけでなく感情にも訴えかけるストーリーテリングによって、参加者の「やらされ仕事」に対する意識を「自分の仕事」として認識させる手法が注目されました。

参加者の感想と今後の展開



参加者からは、「長年感じていた組織の違和感の理由がわかった」とか、「管理職が疲弊する理由は部下との共通言語の欠如だと痛感した」といった反響が寄せられました。株式会社イマジナは今後、全国各地でセミナーを開催するとともに、地方自治体との連携による地域創生プロジェクトも推進する予定です。

「教育が日本の未来を創る」という信念のもと、イマジナは「根本教育」を企業の枠を超えた社会運動として展開し続けます。

登壇者プロフィール



関野吉記(Yoshiki Sekino)は、株式会社イマジナの代表取締役社長であり、若くして渡米しニューヨークでイマジナを設立。インナーブランディングの必要性を認識し、日本企業に対してのコンサルティングを数多く手掛けてきました。彼の著書『共感価値の設計図』をはじめ、ブランディングシリーズは累計で60万部以上の売上を記録しています。

セミナーの詳細



  • - 日時: 2026年1月26日(月)10:00~11:30
  • - 会場: 東京コンベンションホール(京橋)
  • - 参加費: 無料(事前登録制)
  • - 主催: 株式会社イマジナ

このセミナーは、企業が今後どのように人材を育成し、組織文化を再構築していくべきかを考える貴重な機会となりました。


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