バリュエンスとペイジェントが業務提携し新しいBtoB決済サービスを提供開始

バリュエンスが新たに導入する「Auction Pay」

バリュエンスジャパン株式会社が、決済サービスにおける新しいパートナーシップを発表しました。今回の業務提携は、株式会社ペイジェント、三菱UFJニコス株式会社、株式会社インフキュリオン、および三井住友カード株式会社との間で結ばれたもので、特に注目されるのは新たなBtoBオークション決済サービス「Auction Pay」です。

新たな決済サービス「Auction Pay」の概要

「Auction Pay」は、バリュエンスジャパンが運営する「STAR BUYERS AUCTION」において、落札した商品代金を法人カードで支払えるサービスです。従来のBtoBオークションでは、購入時の早期支払いや、商品仕入れ後の販売までの資金繰りが企業にとって大きな負担となっていました。この新サービスは、こうした課題を解決するためのものです。

本サービスの導入によって、企業間取引の資金繰りが大幅に改善され、取引にかかる負担が軽減されることが期待されています。特に、キャッシュフローの管理や業務効率化に寄与することで、オークション取引のスムーズさが増すとされます。

「Auction Pay」のメリット

1. キャッシュフローの改善：法人カードでの決済により、実際の資金流出を支払い期日まで延長できます。これにより企業のキャッシュフローが改善されます。
2. 業務効率化：振込手続きの手間を削減し、現金管理の負担を軽減。また、振込ミスを防止することで、支払い業務の効率性と正確性が向上します。
3. ポイント獲得：カードの利用により、カード会社のポイントを貯めることができます。
4. 従来との違い：通常の請求書カード払いは役務提供後に行われることが一般的ですが、本提携により、役務提供前でも請求書があればカード決済が可能になります。

拡充予定のサービス

「Auction Pay」は登場から多くの期待を寄せられていますが、今後は「THE EIGHT AUCTION」や「ALLU AUCTION」など他のオークションサービスへの展開も見込まれています。また、三菱UFJ銀行とも協力し、三菱UFJニコスが発行する法人カードを使ったサービスも計画中で、取引手数料の優遇措置を考案中です。

今後の展望

バリュエンスジャパンは、今回のサービス導入を通じて、BtoBオークション業界全体へのキャッシュレス決済の普及を目指します。企業間取引の効率化を進める中で、業界特有の問題に取り組み、持続可能な成長を目指します。

「Auction Pay」の詳細については、各提携先の公式サイトを訪れて確認できます。彼らの取り組みがどのように業界に変革をもたらすか、今後の動向に注目していきたいですね。これからのBtoBオークション市場におけるさらなる発展に期待が高まります。