岡山大学研修会
2025-08-27 05:40:38

岡山大学が技術職員のスキル向上のための研修会を開催

岡山大学、技術職員研修会を開催



2025年8月5日、岡山大学の鹿田キャンパスにて「第86回医学系技術課鹿田研修会」が行われました。本研修会は、技術職員の業務紹介や最新の研究トピックスを共有するための年3回のイベントで、今回は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施されました。

参加した技術職員は、研究や教育、臨床支援などさまざまな分野を担当しており、業務が異なることで求められる専門知識や技術も多岐にわたります。これを踏まえ、研修会では専門職同士の情報交換が重要視され、4名の技術職員によって各自の業務や役割が紹介されました。

開会のあいさつ



会の始まりには、佐藤法仁副理事が登壇しました。彼は、長年にわたり続いているこの研修会が継続できているのは、参加者の前向きな姿勢と研修委員の協力によるものだと感謝の意を表し、「組織・個人・技術職員としてのアイデンティティを育み、チームワークを強化して新たな研究大学を共に築きましょう」と強調しました。

発表内容



発表は、以下の内容について行われました:
  • - 塚野 萌美 技術主任(共同実験室): 「未経験から技術職員の世界に飛び込んでみた」
  • - 岩佐 哲志 技術専門職員(共同実験室): 「私の業務と担当機器紹介」
  • - 池田 志織 技術専門職員(細胞組織学): 「医学部 共同実験室および細胞組織学分野での業務」
  • - 木村 亮太 技術主任(人体構成学): 「出張報告(献体実務担当者研修会・解剖組織技術研究会)」

各発表後には質疑応答のセッションが設けられ、参加者から様々な質問が寄せられました。例えば、「透過電顕の試料作製における重要なポイント」や「機械の保守における部品調達方法」、さらには「複数部署での業務を円滑に進めるコツ」など、幅広いトピックが話し合われました。

技術職員の役割と未来



岡山大学の総合技術部は、技術職員間の連携を強化するため、多様な研修プログラムを通じてスキルアップを図っています。これにより、地域中核で特色ある研究大学として、さらに研究・教育・臨床活動に貢献できる体制を整えていくことを目指しています。また、同大学は「TCカレッジ」にも参加し、技術職員の専門性向上に努めています。

研修会を通じて、技術職員たちの新たな挑戦が促され、今後の医学研究における支援が一層強化されることが期待されています。岡山大学は、地域社会との共創を進めながら、持続可能な研究大学の実現に向けて、新しいアイデアや技術を取り入れ、絶え間ない変化を続けていくことでしょう。今後の活動にぜひご注目ください。


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