「365日子ども食堂」存続への挑戦
東京都江戸川区で、地域の子どもたちに安心できる生活の場を提供してきたNPO法人「らいおんはーと」が、存続の危機に直面しています。2026年までに運営資金が尽きるという、厳しい現実が迫る中、同団体は初のクラウドファンディングを開始しました。目標金額は300万円。集まった資金は、次世代の「365日・24時間緊急対応型子ども食堂」としての整備に使われます。
背景
「365日子ども食堂」は、地域の支援者のおかげで長年にわたり無償で運営を続けていました。しかし、活動拠点の無償提供が終了し、新たな場所を維持するために月30万円、年間360万円もの運営費が必要になります。現在のボランティアによる支援体制では、2026年には資金が底をつく危機に直面しています。この存続の危機が、私たちに求められるのは、ただ食事を提供するだけではなく、地域のコミュニティを守るための取り組みです。
子どもたちが抱える課題
NPO法人「らいおんはーと」は、支援の手が届きにくい境遇にある子どもたちを救うためのセーフティネットを提供しています。経済的な理由から教育や体験に制限がある子どもたち、家庭内の問題から孤立してしまう子どもたち、居場所を持てず社会的な危険にさらされている子どもたち。これらの問題を抱える子どもたちに対して、365日・24時間の支援体制を整えることが必要です。
クラウドファンディングの目的
私たちの目指す「24時間緊急対応型子ども食堂」では、帰る場所のない子どもたちの一時保護を行います。この取り組みを進めることで、地域の医療機関や他の支援団体とのネットワークをいっそう強化し、迅速に問題に対応できる体制を築いていきます。クラウドファンディングは、子どもたちの心の拠り所を存続させ、未来へと繋ぐための重要な手段です。
支援のお願い
新しい拠点では「365日子ども食堂」と「24時間緊急対応型子ども食堂」の機能を兼ね備え、地域の希望を育む場として生まれ変わります。この取り組みは、全国各地で同じ志を持つ団体とも共有し、子ども支援のムーブメントを創出することを目指しています。実際に体験した成果として、食堂を利用した子どもたちの数は年々増加しています。私たちは今、子どもたちの「おかえり」を守るために大きな挑戦をしています。
是非、皆様の温かいご支援をお願い致します。クラウドファンディングの詳細は、
こちらからご確認いただけます。
最後に
理事長の及川は、地域の子どもに必要な「帰れる場所」を提供するための挑戦を続けていくと述べています。この新しい施設が、未来の子どもたちの「心の拠り所」となるよう、皆さんの支援をお待ちしています。