新たな入退館管理システムが登場
近年、商業施設におけるセキュリティや運営の効率化が求められる中、株式会社ワールドサプライとナブラワークス株式会社が手を結びました。この二社は、顔認証システムを使った入退館管理の高度化を目指し、2023年7月1日に協業契約を締結しました。このパートナーシップは、商業施設のセキュリティを向上させるだけでなく、利用者の利便性を向上させることが狙いです。
協業の目的
ワールドサプライは、全国120か所以上の商業施設において、入退館管理のさらなる効率化を図ります。特に、入館者と受付担当者双方の負担を軽減し、スムーズな流れを実現するシステムの構築が主要な目的です。ナブラワークスが提供する、先進的なAI技術を活用することで、必要不可欠なセキュリティを担保しつつ、入退館のスムーズな受付を実現します。
館内物流サービス
ワールドサプライのFLS(Facility Logistics Support)事業においては、商業施設内の物流を最適化するためのサービスを提供しています。このサービスにより、各運送会社からの納品物を集約し、指定された配送業者が店舗まで届ける仕組みを取り入れています。これにより、納入口で待機するトラックの無駄を省くことができ、結果として施設内の安全性やセキュリティの向上に寄与します。
今後の展開
ワールドサプライとナブラワークスは、SGホールディングスグループのリソースと、外部企業の新しいアイデアを融合させる「HIKYAKU LABO 2024」プログラムを通じて、さらなるビジネス創出を目指しています。この協業を通じて、全国の各拠点で実証実験が行われる予定です。これにより、リアルデータに基づく研究開発が進められ、次世代のサービスが生まれることが期待されています。
会社概要
株式会社ワールドサプライ
ナブラワークス株式会社
- - 所在地:東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング3階
- - 設立:2024年1月10日
- - 代表者:本島昌幸氏
- - 事業内容:AIソフトウェア及びハードウェアの開発
- - URL:www.nablaworks.co.jp
この新たな取り組みが商業施設の発展に大きく寄与することが期待されます。