パルシステム連合会、第44回通常総会を開催
2026年6月22日、パルシステム生活協同組合連合会は東京都豊島区のホテルメトロポリタンで、第44回通常総会を開催しました。この会議では、特に重要な2つの議案が全会一致で承認され、連合会の未来に向けたビジョンが描かれました。
2025年度の事業報告と決算報告
まず注目されたのは、2025年度の事業報告と決算報告です。今年度の供給高は1,873億32百万円に達し、前年比で103.4%と着実に成長を見せました。特に米、卵、そしてミールキットの「お料理セット」が顧客に人気を集め、商品の選択肢が多様化しています。これらの結果を受けて、経常剰余は13億52百万円に達し、前年より増加し、顧客の生活をしっかり支える基盤が形成されています。
会員生協の供給高は2,596億92百万円で、健全な成長を続けており、多くなった会員のニーズに応える体制ができています。今後も利用者に合わせた情報提供を行うため、カタログの更新やコミュニティサイト「パルモ!」の運用を開始するなど、利用者の利便性を高める取り組みが計画されています。
人権と環境配慮の強化
さらに、パルシステムは社会的責任に対しても真摯に向き合っています。人権意識が高まる中、「パルシステム人権方針」を策定し、また「国際協同組合年」や「被爆・戦後80年」に関連するメッセージ発信なども行っており、社会貢献活動に力を入れています。
2026年度の取組み
2026年度に向けて、パルシステム連合会は第9期中期計画の最終年度として、事業革新や人と組織の成長、協同と連帯を推進していく方針です。これにより、環境負荷の低減と多様なニーズへの迅速な対応を強化し、持続可能な事業構造への改革を進めるとしています。
予算見通しも果敢で、供給高を190,006百万円(前年比101.4%)とし、経常剰余は500百万円(同36.9%)を目指しています。これにより、パルシステムの組合員に対するサービス向上と、さらに地域社会への貢献が期待されます。
代表理事のメッセージ
総会の中で、代表理事理事長の渋澤温之氏は「国際的な情勢の変化から我々の生活が影響を受ける中、パルシステムに寄せられる社会の期待を感じています。今日の議論を真摯に受け止め、さらなる成長へつなげていきたい」と述べ、パルシステムの未来に対する意気込みを示しました。
このように、2026年度に向けたパルシステム連合会の取り組みは、持続可能性と人権への配慮を重視し、地域社会の発展にも寄与することを目指しています。今後の成長がますます楽しみです。