港区に登場!メタバース総合支所の全貌とは
東京都港区において、大日本印刷株式会社(DNP)の「メタバース役所」を活用した「港区メタバース総合支所」が2025年3月1日より公開されます。この取り組みは、地域社会におけるデジタル化の成果を示すものであり、今後の行政サービスに新たな風を吹き込むことでしょう。
メタバース総合支所の開設背景
DNPは2021年から「XRコミュニケーション」という新しい事業を展開し、リアルとバーチャルの空間を行き来しながら新しい体験を提供してきました。そして2023年からは、教育や日常生活で活用できるサービスを展開、2024年には自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「メタバース役所」の提供を開始します。この一環として、港区は「メタバース総合支所」を開設し、区民の生活をより豊かにする取り組みを進めています。
港区メタバース総合支所の特長
安全・安心のサポートエリア
港区メタバース総合支所では、高度なセキュリティを基にした安全な相談やオンライン申請手続きを支援するエリアが設けられています。問い合わせや相談業務、行政手続の支援、区民交流の場、情報発信など、便利な機能が利用可能です。時間や場所にとらわれないアクセスが可能なため、来庁が難しい方々にもサービスを届けることができます。
港区らしさを感じるオリジナル空間
このメタバース総合支所では、東京タワーやレインボーブリッジ、ゆりかもめ、さらには港区のシンボルであるハナミズキなどがバーチャル空間内に再現されています。これにより、港区の魅力を余すところなく感じることができ、利用者に楽しさを提供しています。
情報発信の新しい場
また、DNPの「メタバース役所」を通じた情報発信機能も注目すべきポイントです。港区メタバース総合支所には、区政に関する情報が発信される専用スペースが設けられ、区の広報や新たな取り組みについても告知される予定です。こうした多様な情報発信が行われることで、より多くの区民が簡単に情報にアクセスできる環境が整います。
今後の展開
DNPは、今後も区民が安全で使いやすいバーチャル空間を提供し、「行かなくてもいい区役所」の実現に向けてさらなる機能拡充を予定しています。この取り組みを通じて、誰一人取り残されない未来を目指して進んでいきます。
港区メタバース総合支所開庁のご案内
- - 入室時間: 年中無休(メンテナンスを除く)
- - オンライン申請入力支援サービス: 2025年3月1日以降、8:00〜20:00(土・日曜日、祝日を含む)
- - アクセスURL: 港区メタバース総合支所
- - サービス内容: オンライン申請入力支援(対象21手続き)
このように、港区メタバース総合支所は、市民にとって革新的な行政サービスを提供する拠点として期待される存在です。これからの展開が楽しみです。