大建工業株式会社が2025年にDAIKEN株式会社に社名変更

大建工業株式会社がDAIKEN株式会社に社名変更

2025年9月26日、大建工業株式会社（本社：大阪府北区）は、創立80周年を迎えるこの年を契機に社名を「DAIKEN株式会社」に変更することを発表しました。この変更は、同社が新たな成長を目指し、国内外の市場においてさらなる展望を示すための一環です。

株式会社大建工業は、1945年に創立し、木質資源を活用した合板事業を祖業としてきました。その後、エコ素材や内装建材、さらにはエンジニアリング事業へと事業を広げ、環境に配慮した製品の開発を進めてきました。このたび、そうした様々な事業活動を総括し、社名を変更することで、企業としての新たなビジョンをより明確に打ち出す狙いがあります。

新しい社名「DAIKEN」は、これまでの漢字表記からアルファベット表記へと刷新され、国際的な展開を加速する姿勢を表しています。また、「工業」の文字を外すことで単なるモノづくりではなく、顧客に提供する価値が「モノ」から「コト」へと変革されることも強調しています。これは、企業がいかに多様なニーズに応え、顧客に新しい体験を提供するかを考えた結果の決断です。

大建工業は、これまで計画していた事業をさらに発展させながら、新たな挑戦にも積極的に取り組む方針を掲げています。特に近年は公共・商業建築へも力を入れ、海外の市場にもシフトしています。その成果として、現在進行中のさまざまなプロジェクトに見られるように、環境に優しい素材を用いた製品が注目されています。これにより、社名変更による新たなブランドイメージの構築に寄与することが期待されます。

また、DAIKEN株式会社では、新たな長期ビジョンを策定し、未来に向けた成長戦略を進めるとしています。その中で、時流の変化を捉え、独自のソリューションを提供できる企業として、さらなる価値創造に挑戦していくことを明言しました。

2025年の社名変更以降も、DAIKEN株式会社は顧客に選ばれ続ける企業となるべく、革新を続けていく意向を示しています。幅広いお客様に向けて、DAIKENならではの提案を通じて、新しい価値を提供し続けることで、業界のリーダーシップを確立していくことでしょう。

最終的に、大建工業の新たなステージへ向けたこの変化は、企業自体の意識革新をもたらし、持続可能な社会の実現へ向けた責任ある取り組みを支えるものとなります。新社名の「DAIKEN」に込めた思いを胸に、さらなる挑戦と成長が期待される企業です。

公式サイト: DAIKEN株式会社