2026年の年末年始の過ごし方調査
株式会社エイブルホールディングスが運営する「ひとぐら」は、専門ラボ「ひとりぐらし研究所」を通じて、年末年始の過ごし方に関する調査を実施しました。調査対象は20~49歳の国内在住の男女1,004名で、調査期間は2026年1月3日から4日です。
ひとり暮らしの帰省率
調査によると、ひとり暮らしの帰省率は70.9%と高い数字を記録しています。特に20代の帰省率は82.9%に達し、年代が上がるにつれて帰省率が減少していることが明らかです。40代のひとり暮らしの帰省率は28.6%となり、ライフステージの変化に伴って年末年始の過ごし方が多様化していることが示唆されています。
また、帰省理由についても興味深い結果が出ています。ひとり暮らしの人々は「家族・親戚に会いたいから(41.1%)」や「友人・知人に会いたいから(23.9%)」といった個人的交流の理由が上位に挙げられています。それに対して、子育て世代のファミリーでは「年末年始の習慣として(67.3%)」と、家族の伝統や慣習が帰省の理由として強く影響していることがわかります。
帰省のスタイル
ファミリーの63.6%は日帰り帰省を選択し、2泊以上する人は13.2%と少数派です。この傾向は、家族全員の移動の負担や、子どもへの配慮が影響していると考えられます。一方で、ひとり暮らし層では、日帰り派は18.7%にとどまり、2泊以上の帰省が59.6%を占める結果となりました。未婚のひとり暮らしが実家からのまとまった休暇を利用する傾向が見えてきます。
地域ごとの帰省傾向
ひとり暮らしの帰省状況は地域にも顕著に表れました。近畿や中国・四国、九州・沖縄地域では帰省率が80%に達しますが、関東(45.8%)や北海道(51.3%)では帰省率が低く、特に都市部での混雑や移動コストが背景にあります。また、北海道では広大な地域や雪の影響で「巣ごもり」を選ぶ人が多いことも要因となっています。
年末年始の過ごし方
年末年始の過ごし方に関しては、家族やひとり暮らしの人々がそれぞれ異なる特徴を持っています。ファミリーでは外出せずほぼ自宅で過ごした人が43.7%に達しており、外に出たとしても近所でゆっくり過ごす傾向があります。また、旅行をしたという人はどの世帯でも約1割という結果でした。国内旅行ではファミリーが最も多く、16.4%が行ったのに対し、海外旅行はひとり暮らしが4.1%と比較的高い数字を示しました。
年越し蕎麦やおせち料理、神社参りなど伝統行事では、ひとり暮らしの参加率が最も低く、対照的にふたり暮らしからの参加は活発です。一方でファミリー世帯は年賀状送付に積極的で、子どもの成長を伝えるコミュニケーションツールとしての重要性がうかがえます。
また、ひとり暮らしでは11.8%が「2日以上のお風呂をキャンセル」という結果が報告され、自由気ままに過ごすスタイルが強く反映されています。
まとめ
このように、2026年の年末年始は、各世帯によって異なった傾向が見られました。ひとり暮らしでは特に帰省率の低下が顕著で、家族や友人との時間を重視していることが浮き彫りに。移動のコストや生活環境が影響を及ぼし、年末年始の過ごし方が各人それぞれのスタイルに反映されていると言えるでしょう。詳細な調査結果は「ひとりぐらし研究所」のWEBサイトにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。