2025年5月度の中古オフィス家具市場動向
株式会社オフィスバスターズが2025年5月度の「中古オフィス家具指数」を発表しました。これにより、オフィス家具市場のトレンドや変化が明らかになりました。最近、オフィスバスターズでは新しい店舗がオープンしたばかりで、その影響も含めて様々なデータが収集されています。
新店舗オープンの背景
5月16日に豊中・尼崎店が新たにオープンしました。この新店舗により、地域の法人や個人利用者に向けて、利便性の向上が期待されています。オフィス家具の購入を検討している方にとって、身近にアクセスできる場所が増えることは大きなメリットとなるでしょう。
マーケット全体の動向
5月の東京都内主要5区の空室率は3.56%と前年よりも改善しました。これは0.17%の減少で、賃料も21円上昇しています。また、有効求人倍率は1.26倍、失業率は2.5%と横ばいの傾向です。このように空室率が低下する中で、オフィス移転の需要が高まる一方で、物件不足が問題視されています。多くの企業が移転を希望しているにもかかわらず、選択肢が限られているのが実情です。
各商品の販売動向
チェア
5月は5,000~10,000円帯の比較的安価なチェアの販売が好調でした。さらに、オフィス特有の色合いよりもパステルトーンの人気が高まっています。これにより、カラーバリエーションの選択肢が広がり、利用者の好みにより合致した商品が増加することが期待されています。
デスク
フリーアドレスデスクのニーズは引き続き強く、また、レイアウト変更が容易なワークテーブルの需要も見られます。これらの商品に対する需要は、リモートワークやフレキシブルオフィスの流行を反映していると言えるでしょう。
書庫とロッカー
書庫の販売価格は減少傾向にありますが、その形状に関わらず需要は高く、新品の代わりに中古品を求める声が増えています。特に更衣用やパーソナルロッカーの買い増しが目立っており、そのニーズは新店舗のオープンにも寄与すると考えられます。
テーブル
スタックテーブルの販売も増加傾向にあり、会議用チェアのセット販売が注目されています。研修や会議の機会増加に伴い、テーブル需要も徐々に高まっています。
5月の総括
5月は概ね穏やかな動きが見られる中で、引き合いも増えていると報告されています。新たな拠点の開設や店舗の活用により、買い増しの動きが顕著で、特にロッカーに対する関心が高まっています。GWの影響もあり、個人利用者からのチェアに関する問い合わせも増加。今後の市場動向に影響を与える要因と捉えることができます。
おわりに
オフィスバスターズが提供する新しい選択肢と、地下通路や街中でのアクセスの便利さは、オフィス家具市場において重要な要素となるでしょう。豊中・尼崎店のオープンによって、地域のビジネスシーンに新たな風を吹き込むことが期待されています。今後の動向にも注目が集まります。