ダイバーシティフォーラム
2025-01-25 23:09:20

岡山大学で開催されたダイバーシティ&インクルージョンフォーラムの全容

岡山大学で開催されたダイバーシティ&インクルージョンフォーラム



国立大学法人岡山大学は、2025年1月16日に「ダイバーシティ&インクルージョン・フォーラム in OKAYAMA」を開催しました。このイベントは、地域を「福祉の聖地」として発展させるために必要な対話を促進することを目的に、約150人の参加者が集まる賑やかな場となりました。

フォーラムの目的と内容



本フォーラムでは、「岡山が目指すべき未来」について参加者全員で考えました。フォーラムは2部構成で進行され、第1部では「岡山で胎動するインクルージョン」と題し、岡山大学病院の片岡祐子准教授が講演を行いました。彼女からは、日本における聴覚障がい者支援の状況や、それに関連した具体的な取り組みが紹介されました。また、彼女が製作した冊子が当事者の声を基にしたものであることも強調され、参加者たちの理解を深めました。

第2部では、「岡山が目指すウェルビーイングとは?」というテーマでパネルディスカッションが行われ、那須保友学長らがさまざまな視点から意見を交わしました。ウェルビーイングを推進するためには、地域社会全体が協力し合うことが重要であるとの意見が多数寄せられました。

参加者の一体感



フォーラムのエンディングでは、本学のSDGsアンバサダーであるCopain(コパン)が制作した手話動画が上映され、参加者全員がその曲に合わせて手話をする様子が見られました。これにより、参加者は一体感を感じ、共に学ぶ意義を再認識しました。会場の装花には岡山大学華道部が協力し、フォーラムに華やかな雰囲気を添えました。

今回のイベントは、手話通訳や要約筆記、さらにはグラフィックレコーディングなど、障がいの有無に関わらず全ての人が参加できるよう工夫が凝らされました。

今後の期待



最後に、狩野光伸副理事が「これからも、ともに『ワクワクドキドキ』しながら考える機会をつくりましょう」と語り、参加者はそれぞれの立場で応援の意を示しました。地域に根ざした研究大学としての岡山大学の新たな取り組みへの期待が高まる中、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動が広がっていくことが予想されます。

岡山大学では、このようなイベントを通じて、地域社会との共創やダイバーシティの重要性を伝え続けていくことでしょう。フォーラムの成功が、より多くの人々に影響を与えるきっかけとなることを願っています。


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