AIで現場力を強化する「d@Journal」
データコム株式会社が提供するスマートフォン分析ツール「d@Journal」に、新たなオプション機能が加わりました。これにより、小売業界の現場担当者は、より迅速かつ効果的に売上を分析し、業務に役立てることが可能になります。
「d@Journal」とは?
「d@Journal」は、同社の持つ「d3」商品分析システムや、「Retail View」統合分析システムから得られるデータを駆使し、店舗でのリアルタイム分析を可能にするツールです。これにより、担当者はスマートフォンを通じて必要な数値や傾向を直接確認でき、迅速な意思決定を行うことができます。さらに、このツールはAI機能を活用し、販売状況を自動でサマリーしたり、異常値を検知したりすることで、分析にかかる時間を大幅に短縮します。
新たなオプション機能について
今回追加される新機能は、小売業界が求める「売上をつくる行動」を具体的に促進することに主眼を置いており、各担当者が適切なアクションをすぐに取れる状態を整えています。特に注目すべきは以下の4つの機能です。
1. KPIダッシュボード
このダッシュボードでは、自店舗のパフォーマンスをスマートフォンから簡単に把握できます。ユーザーは週次の売上予算に対する進捗を一目で確認でき、必要な行動を即座に決定できる環境が整います。
2. 売上動向モニタリング機能
この機能により、担当者は販売トレンドの変化を瞬時に把握し、その原因を推測できます。AIが解析したデータを基に、季節の影響やSNSによる販促効果、競合の影響などを視覚的に理解できるため、戦略的な販売戦略の立案が容易になります。
3. 単品別売上アラート
販売機会の損失や廃棄ロスを最小限に抑えるため、単品別の売上状況をリアルタイムで把握できます。AIによって予測されたトレンドの変化を確認し、迅速な対策(発注や値引き)を行えるため、効率的な在庫管理が実現します。
4. 過去アラート改善度の表示
この機能は、過去のアラートにどれだけ効果的に対応できたかを可視化し、現場担当者のモチベーションを向上させます。自身の行動が売上に与えた影響を具体的に知ることで、より積極的な運営に繋がるでしょう。
データコム株式会社について
データコムは1994年に設立され、小売業界向けのパッケージシステムを専門としています。市場のニーズに応じたデータ活用を促進し、企業戦略設計の重要性を認識しています。同社はこれからも小売企業の成長に寄与し、新たな価値の創造に挑戦し続けることでしょう。
公式情報
新機能を活用して、現場の売上向上に向けた取り組みをさらに強化していく期待が高まります。